退職手続き② | 突然の逮捕〜仕事復帰まで。突然の転落人生。

突然の逮捕〜仕事復帰まで。突然の転落人生。

順風満帆な生活から一転。
突然の逮捕から社会復帰までの経験談を同じ悩みを持つ方や、その周りの方にお伝えしたいと思い、書かせて頂きます。
文章など、拙いところあるかもしれませんが、お許し下さい。

~『退職手続き①』から続く〜


初めての人はこちらからご覧下さい♪

 


↓これ個人的にめっちゃ好きです。

  

 




私「すいません。遅くなりました!」


上司「ええよええよ。悪いな、こんなとこに

指定して」


私「いえ、大丈夫です!」


上司「何にする?コーヒーでええか?」


私「はい。」


店員を呼ぶと、さっとコーヒーを注文する。

若干の沈黙の後、私は話す。


私「すいません。忙しいときに、時間もらっ

てしまって。実は今日お時間いただいた理由ですが、

単刀直入に言わせてもらういます。

試用期間中てすが、退職させて下さい。」


上司「やっぱりそうか。なんとなく分かっていたが

何が原因や?」


私「ウソ偽りなく、言わせてもらいます。

仕事雰囲気が合いません。普段の仕事の皆さんの

スタンスはもちろんですし、何より飲み会の次の日

に全員遅刻。もしくは架空の行き先書いてこないの

を容認されている風習。他にも細かい部分で

そんなゆる過ぎる雰囲気で働いて、給料を

もらう事がどうしてもできません。」


上司「そやかて、どこの企業いったって多少の

ズレはあるで?それでもか?」


こちらだってガキではない。

まあ正直言ってキモ男のようなやつが

大なり小なりはびこってるのが無理なのだ。

ただ個人攻撃はすまい。


私「はい、無理だと感じます。申し訳ないです。

試用期間を終える前に退職させて下さい、」


上司「そうかいな。。分かった。そない止めて
も無理やろうな」

どうやら、予想していた事もあって、
早々納得してくれた。
コーヒーもほぼ残っている。
もう話す事は無い。

私「すいません。時間もらってしまって。
私はこれからどのような手続きをすれば?」

上司「これから、本部長にこの件を
話してからやな。とりあえず俺は承認する。
この件、1日、2日預からせてくれ。」

私「わかりました。では、お忙しいかと
思うので、私はこれで」

上司「ああ!分かった。お金はええで」

そう言われ、私は席を立った。
スッキリした。
終わったのだ。
これからは、この会社とは終焉に向けて
手続きをしていくだけだろう。
駅ビルの最上階からエスカレーターを
使ってゆっくり降りていった。







〜『退職手続き③』へと続く〜