~『初出勤③』から続く〜
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年齢40過ぎの見た目がほんとにキモい男が
本部長と共に入ってきた。
もう1人マッチョも入ってきた。
私は
「はじめまして!」
と言ったが
2人とも反応が薄かった。
もう嫌になる。
なんだこいつら。人柄を疑う。
2人とも反応薄い、かつ一人はキモいし怒りながら
入ってきたのだ。
まあ、いいか。
とまた開きなおった。
さっそく本部長から話があった。
本部長「基本的にはこの2人から
引継いでもらうから。キモ男が同じ部署。
マッチョは違う部署なんだけど、取引先は
持ってもらっている。少しいびつなんだ。
だからそこを引継いでもらって正式な
組織にしたいと思っている。」
まじか、同じ部署キモ男か。
どちらかといえばマッチョの方が良かった。。
キモ男がごちゃごちゃ言い始める。
キモ男「引き継ぐって言ってますけど
どこの客先引き継ぐかも聞いてないっすけど。
教えてもらえません??」
キモ男は喋り方と声のトーンもキモかった。
さらにちょこちょこ前髪を手で真っ直ぐに横に
掻き分ける仕草がキモすぎた。
前髪も少しウェッティだ。
若干腰パンでワイシャツの下の方のボタンの
部分がだらしなく肌着が隙間から見えている。
こんなキモい出で立ちの人なかなかいない。
ほんとにキモい。
そして、本部長も別に私の部署だけを管轄している
訳では無いので、引き継ぐ客先は知らん。という
始末。
あくまで私の直属の上司は研修の初日に関西で
夕飯を食べたあの人だ。
もうハチャメチャじゃないか。
この会社。
しばらく客先の話でキモ男も本部長が
揉める時間となった。
〜『初出勤⑤』へと続く〜