~『『乗換③』』から続く〜
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急にもう2週間後には仕事がないことになった
30後半の男。
まだ私は、退職金が出ることが分かっていたので
心の余裕がありましたが、世にいう懲戒解雇
を受けてしまった人って、本気でヤバいと
思います。
だって、住んでた家賃、子供がいるならその
学費。私立だった日には目も当てられない。
暇なのでテレビやネットでそうゆう人がいると、
その事件の事では無く、この人この後どうする
んだろう？ということばかり気になりました。
その人の裏側を心配するというか。
全く手のつけようの無い凶悪犯なら別ですが、
ん？もしかしたら自分と同じような形で、
被害者を傷つけてしまったような人も
沢山いるでしょう。
そんな形で、気づけば、初めての面談。
初めは、某サイトで見た、逮捕された人でも
相談に乗ってくれた。
みたいな書き込みがあったエージェントでした。
私は、自己紹介を始め、転職のきっかけを
「正直に」話した。
すると、露骨に、態度が急変。
他の経歴は、自慢では無く結構完璧だった
だけに、転職理由を聞いた時とのギャップが
すごかった。
「んー、、、ちょっとー、明日会議があるので、
社内でも検討した
上で案件ご紹介させていただきますー。」
やっぱりそうだよね。
と思った。
一回バツついたら普通の職なんて
つけないんだろう。
そして、結局次の日、連絡が取れなくなった。
私は自分の置かれた厳しい状況に
早くも焦りを感じるのであった。
〜『乗換⑤』と続く〜