~『『会社との事⑤』』から続く〜
初めての人はこちらからご覧下さい♪
なにか吹っ切れたの如く
一目散に帰り道を歩く。
私は妻に連絡を入れました。
"やっぱり、駄目だった。
懲戒解雇ではないけど、
自主退職を促されました。
こんな事になって本当にごめん"
そして、母親
"自主退職することに
なりそうです。心配かけてしまって
申し訳ない。。"
そして、心配してくれていた
ミッキー&島耕作
"まだ社内、内緒の話かと
思うけど本日人事と会いました。
結論、私の会社で果たしたかった夢は
道半ばでついえる事になりそうです。
心配してくれてありがとう。
そしてごめんなさい。陰ながら
応援してます。"
まさか、自分がこんなことになろうとは。
別世界の話だと思っていた。
でも現実はすぐ近くにあるのです。
少しの間違い、過ちによって人生が
変わってしまうのです。
まだお昼の時間で、既読になることは
無く、電車に乗ります。
またみんなの目が痛い。
あっ、あの人無職の人だ、と言われている
みたい。
悲しすぎる。
今すぐ逃げたい。
出来ることなら引きこもりたい。
誰の目にもつくことのないところへ
いきたい。
LINEが入ります。
〜『会社との事⑦』と続く〜