『訪問者の多い日』⑥ | 突然の逮捕〜仕事復帰まで。突然の転落人生。

突然の逮捕〜仕事復帰まで。突然の転落人生。

順風満帆な生活から一転。
突然の逮捕から社会復帰までの経験談を同じ悩みを持つ方や、その周りの方にお伝えしたいと思い、書かせて頂きます。
文章など、拙いところあるかもしれませんが、お許し下さい。

~『『訪問者の多い日⑤』』から続く〜

 

初めての人はこちらからご覧下さい♪

 

 

そう、もう残されている時間ないんです・・・・・。

 

ここで、経験ある方には申し訳ないんですが、

時間が無い

その理由を簡単にご説明したいと思います。

 

何故時間が無いと言ったのか?

 

それは逮捕をされていると、『ある期間』で起訴(ほぼ有罪確定)か

不起訴(無罪)の判断が必ずされてしまうからです。

 

そのある期間とは・・・逮捕から約22日間。

 

①まず逮捕されると48時間以内に書類送検され『検察』に

行かなければいけません。⇒ここで約2日間

 

②検察にてその逮捕された人物が今後、拘束しておくべきか

どうかが判断されます。拘束が決定すると10日間拘束が決定します。

⇒ここで10日間。

 

③更に逮捕から約12日後に改めて、拘束が必要かどうかの

判断がされます。ここで拘束が決定すると10日間。

⇒ここで10日間。合計22日間

 

④そして最終的に22日目に、その人を起訴し裁判をするか

無罪放免をするのか決めるのです。

 

⑤余罪がある場合、またここで再逮捕して余罪に関しての拘束が始まります。

 

↑※私も自分の記憶と多少情報読み返した程度の簡単な情報です。

多少間違えがあるかもしれませんが悪しからずです・・・。

 

もし家族が逮捕されてしまった場合、そして示談が必要な場合、

本当にスピード勝負ですのでご注意くださいね。

 

私の場合、余罪が無かったので、④までで終了するわけです。

ただ今回の件に関しては、被害者の処罰感情が強いという

事もあって、示談が無いとほぼ起訴(有罪)の方向になりそうでした。

 

私の場合、すでに半分期間が過ぎている状態だったので

かなり私自身は焦っていました。

 

本当に勘弁してくれ。オドロー先生を

見つめなおし、私は、面会室を後にしました。

 

合計で4人の訪問者がいました。

喜怒哀楽激しかったな・・・。

普段の生活ならこのくらいの喜怒哀楽毎日

ですが、留置所生活では稀です。

 

久しぶりの、気持ちの浮き沈みで

疲れた1日でした。

 



 

〜『同居人!?』①へと続く〜