~『『訪問者の多い日⑤』』から続く〜
初めての人はこちらからご覧下さい♪
そう、もう残されている時間ないんです・・・・・。
ここで、経験ある方には申し訳ないんですが、
時間が無い
その理由を簡単にご説明したいと思います。
何故時間が無いと言ったのか?
それは逮捕をされていると、『ある期間』で起訴(ほぼ有罪確定)か
不起訴(無罪)の判断が必ずされてしまうからです。
そのある期間とは・・・逮捕から約22日間。
①まず逮捕されると48時間以内に書類送検され『検察』に
行かなければいけません。⇒ここで約2日間
②検察にてその逮捕された人物が今後、拘束しておくべきか
どうかが判断されます。拘束が決定すると10日間拘束が決定します。
⇒ここで10日間。
③更に逮捕から約12日後に改めて、拘束が必要かどうかの
判断がされます。ここで拘束が決定すると10日間。
⇒ここで10日間。合計22日間
④そして最終的に22日目に、その人を起訴し裁判をするか
無罪放免をするのか決めるのです。
⑤余罪がある場合、またここで再逮捕して余罪に関しての拘束が始まります。
↑※私も自分の記憶と多少情報読み返した程度の簡単な情報です。
多少間違えがあるかもしれませんが悪しからずです・・・。
もし家族が逮捕されてしまった場合、そして示談が必要な場合、
本当にスピード勝負ですのでご注意くださいね。
私の場合、余罪が無かったので、④までで終了するわけです。
ただ今回の件に関しては、被害者の処罰感情が強いという
事もあって、示談が無いとほぼ起訴(有罪)の方向になりそうでした。
私の場合、すでに半分期間が過ぎている状態だったので
かなり私自身は焦っていました。
本当に勘弁してくれ。オドロー先生を
見つめなおし、私は、面会室を後にしました。
合計で4人の訪問者がいました。
喜怒哀楽激しかったな・・・。
普段の生活ならこのくらいの喜怒哀楽毎日
ですが、留置所生活では稀です。
久しぶりの、気持ちの浮き沈みで
疲れた1日でした。
〜『同居人!?』①へと続く〜