S.H.フィギュアーツ(前篇) | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所

あれは昨年末。12月29日。
その日は年末でキャンセル多く、仕事は1件だけ。12時に仕事が終わりました。
この2日くらい前にニュースで、年末で血液が不足しているので献血をというのを見ました。それで、仕事終わりに献血しに天神へ向かうことに。

利用者さんに見送られ、明治通りに出て東へ。
そういえば途中にまんだらけあったな。仕事終わったしちょっと寄ってみよ。と思ったのが運のツキ?否、運がよかったのか?

昨年映画館で見た「ゴジラ-1.0」。
映画の記事を書いたあと偶然、「S.H.モンスターアーツ ゴジラ(2023)」といういわゆる怪獣のアクションフィギュアを買ったと紹介してあるYouTubeの動画を見ました。
監督による全面監修とあり、むかしのソフビ人形や怪獣消しゴムしか知らない自分には衝撃の完成度。最近のフィギュアはすごいな、欲しいと思いました。
しかし動画を見たのは商品の発売直後だったのに定価越えの転売品ばかりで、一般発売しているというこのゴジラは通販サイトも含め何処にも売っていませんでした。

まんだらけにゴジラ売ってるかも、と思って見た棚に入っていたのは「セブンガー」と「ウインダム」のフィギュア。
映画の記事でも書きましたが、元々自分はウルトラマン派。
ですがこんなすごい商品が出ているなんて知らなかった。その場で2体とも衝動買い。ウインダムは未開封品。セブンガーは開封未開封と選べたので開封品に。

 

 

怪獣ボール・セブンガー/特空機1号・セブンガー

初登場は「ウルトラマンレオ(※1974~75年放送)」の第34話。
ウルトラアイを壊されウルトラセブンに変身できなくなっていたモロボシダンに、ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)から贈られた怪獣ボールから出てきたロボット。ひょうきんな見た目に反し抜群に強く怪獣アシュランを圧倒したが、僅か1分しか活動できず、あとひと息のところで倒せずボールに戻った。それ以降の出番はナシ。

しかし令和の時代になって「ウルトラマンZ(※2020年放送)」の第1話から突如再登場。
対怪獣特殊空挺機甲1号機。これは地球防衛軍ストレイジが、回収した怪獣兵器のオーバーテクノロジーを利用して開発した地球側の兵器として描かれており、劇中で大活躍。作品は大ヒットし、NHKの全ウルトラマン大投票で並み居る人気ウルトラ作品を前に3位と大健闘しました。
レオのゲストにすぎなかったロボットがこんなに人気になるなんて、誰も、自分も全く想像できませんでした。

このフィギュアは特空機1号として商品化されてますが、デザインそのものは昭和時代と全く一緒。今の目で見てもじゅうぶん通用するデザインだったことが分かります。
劇中でみせた硬芯鉄拳弾(ロケットパンチ)や、最終回でくり出した超硬芯回転鉄拳(ドリル)もこのセットに入っています。
それにしても、こんな商品が出ていたなんて全く知りませんでしたよ。

 

 

カプセル怪獣・ウインダム/特空機2号・ウインダム
初登場は「ウルトラセブン(※1967~68年放送)」の第1話。
ダンがセブンに変身できない時にくり出されるカプセルから出てくるロボットで、セブンには3度登場しました。第39話でガッツ星人の円盤の攻撃を受けて破壊されますが、人気のロボットでその後のウルトラ作品に何度か登場しています。

ウルトラマンZでは第4話から登場。
やはり対怪獣特殊空挺機甲のその2号機で、セブンガーに続いて開発されたという設定。
やはり、デザインは昭和のと全く同じ。
それにしても良いデザイン。セブンガーだけだったら買わずに帰ってしまったかもしれません。
Zの劇中で使用された20式対怪獣誘導弾などのオプションも付属しています。


-1.0のゴジラフィギュアを買う筈が、思いがけずこんな買い物に。
この日はそのあと献血して年末の買物して帰宅。

しかし、これでは終わりませんでした。
長くなったので続きは後日。