自転車のオーバーホール(五) | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所

今日はもうひとつ。

七月から、途中腕を痛めて中断があったもののオーバーホール中の自転車。
前回はボトムブラケットを分解してグリスアップしましたので、その続き。

 

まずは外しておいたチェーンリングとクランクを再装着ですが、30年分の汚れがひどいので、あるていど油カスを取り除いてから台所洗剤で洗い、更にこびりついた汚れを削り取りました。
汚れで黒色に見えたパーツが、あるていどですが輝きを取り戻しました。

 

これはクランクの裏面ですが、写真のように削れています。
これはチェーンケースと接触して削れたもので、93年の鹵獲当時からこうなっており、何故クランクと接触しているのか未だに不明です。
或いは非純正のパーツを取りつけてあるのか。

 

ギアクランクを元どおりとりつけ、次は前後タイヤ交換。
あまり傷んではいないのですが、写真のように1ヶ所削れているのでこの機会に交換することに決めました。

この自転車は見た目はママチャリですが、ホイールはクロスバイクと同じ700cという変わりもの。
今まで車体色に合わせてサーファス社のセカの700x25cのピンクラインを買っていましたけど、ピンクが廃版となったようなので、同じ物のレッドラインにしてみました。

リムバンドも、黒いかなり古い物。
以前霞のホイールを交換した時に、取り外して保存していたパナソニックのリムバンドに交換。後輪はパンク対策で、なのかリムテープを全周に巻いた上からバンドしてありました。
一方チューブは、新しいのも買っていたのですが、旧パーツもあまり傷んでいなかったので旧パーツを取りつけました。

ホイールを後部に仮装着し、次はチェーン。
このチェーンはかなり古い物で、2000年に交換した記憶があります。
今回は昨年、時雨を購入して改造した際に取り外した中古チェーンと、新しいチェーンを取りつけた際の余りを2種、チェーン切り工具で繋ぎ合わせたもの。

 

中古ですがあんがいきれいです。
今日は此処まで。