前々回の記事で書いたとおり、12月15日もれーなさんのライブを観に出かけました。
今回のれーなさんのライブ会場は福岡県南部、筑後地方にある大牟田市にあります。熊本県と隣接する、福岡県最南端の市です。
生まれも育ちも福岡の私ですが、今回大牟田市へは初めて行きました。
れーなさんと出会って2年。初めて熊本県へ出かけたこともそうですが、今まで行ったことが無い場所、見たことのない場面を見たり、新しい出会いなど、彼女のおかげで自分もいろいろなものを得ることができたと感じてます。
ライブの前に大牟田市の里山に登ってみよう思い、9時に家を出ました。
まずは三池山登山記から書きます。
福岡市営地下鉄の薬院驛で下車し、写真の西鉄大牟田線に乗り換え。
30分おきに特急や急行が出ていて、久留米市へは30分、大牟田市でも1時間くらいで着きます。運賃も安い。
着きました。
久しぶりの登板となった折りたゝみ自転車“七夜月”(CARRY ME)を展開し、あとは自転車で登山口へ。
写真の記念碑に描かれているのは、大牟田市のゆるキャラ、ジャー坊です。
三池山の登山口はいくつかあるのですが、今回は櫟野(いちの)バス停からのルートを選んでみました。ちょっとマニアックなルートだったかなと思います。
県道3号線。バス通りを道なりに進んでいきます。
勝立(かつだち)の交叉点は右へ。櫟野交叉点を過ぎてもう少し走ると、分かりやすい、金泉禪寺への案内看板が見えるので、そこで左折。
これで合っているだろうとは思いましたが、初めて来た場所なので、念の為もう少し道なりに先へ進んでみましたが、結果はやっぱりこれだろうということになり、引き返し。
この写真では縮小されて分かり難いですが、中央やゝ左手の盛り上がって見えるあたりに細長いアンテナ状の構造物があり、そこが三池山の山頂のようです。
金泉禪寺に着きました。
自転車は駐車場脇に泊めさせてもらい、13時頃、寺の裏手にある登山口から登り始めました。
最初は大量の落ち葉でフカフカの道。
道の脇に小川が流れています。
続いて竹が道の左右に連なっているきれいな道。
しかし倒木(倒竹)が非常に多いです。
イノシシ(猪)が掘り返したような痕跡が道のいたるところでみられました。
ところどころ急登で、標高の低い山ですがなかなかのもの。
歩いて行くと、鉄塔が見えました。麓で撮った写真の右手側に見えていた鉄塔でしょうか。
登り始めだけは鬱蒼としていましたけど、あとはずっと明るい登山道でした。
この三叉路は中央の道をとります。
要所要所に案内板が設置されていて、道は分かりやすい。さすが有名山ですね。
それにしても、土曜の昼下がりの午后だというのに、誰とも会わないな。
温かく、というより暑くなってきました。
マフラーと上着を脱ぎ、そして久しぶりに携帯電話に入っている硝子さんの曲を流し乍ら登りました。
なかなかの急登です。もう少しかな。
いっそう明るい、開けた場所へ出ました。
足元は芝。道の左手に、芒(ススキ)の白と空の青のコントラストがきれいです。
広くなった登山道の真ん中にちいさい花が一輪。
スミレ(菫)の仲間のようです。もう花の季節終わっていると思うのですが。
携帯電話から「本当と、嘘。」が聴こえて来た頃、有明海が一望できる、広い広い場所へ着きました。
持ってきたバッグなどを投げ出し、誰も居ない広場で寝転がってみました。
ちょうど逆光線で写真はこんな感じになりましたけど、今まで登った山のなかでもとくに印象深い場面でした。
これが40代最後の登山になるかな。もう1座くらい登れるか。
あの丘の向こうが山頂のようです。なんか、すごい急登みたい。
やっぱり急登！
乗り越えると、麓から見えた細長いアンテナみたいな構造物がありました。そしてベンチも。
こゝで麓から歩いて来て初めて登山者に会いました。有名山と聞いていたのですが、この日この山で会ったのはこのおふたりだけでした。
このベンチの更に先が山頂だそうです。
14時半。三池山の山頂に着きました。
福岡県大牟田市と熊本県玉名郡南関町を跨ぐ山。標高は388.1m。
3つの池が山頂にあることから、三池の名がつけられたそうです。
そういえば、池って何処にあったのかな？
ライブの時間もあるし昼食も食べてなかったので、あまりゆっくりとせずに下山しました。
下山中、例の倒竹地帯を下りていたところ、竹の枝がピンと跳ねて右目に当たりました。
往きの際に危ない感じだなと思っていたのですが、。
コンタクトはとれて、手で受け止めできました。
すぐに目薬で右目とコンタクトを洗い、念の為自分の目の写真を撮って見てみましたけど、コンタクトをしていたのが倖いしたのか、目に当たったものの無事でした。
駐車場へ戻ってきました。
次はれーなさんのライブ。
レポートは、また書きます。
この日の携帯電話ウェルネスの歩数計
19686歩、12008m