11月17日は、今月2度目のれーなさんのライブを観に出かけました。
今回は、あかたろさんとのツーマンライブ。
会場は中央区赤坂にあるエノトン赤坂スタジオ。
いわゆる、音楽の練習やリハーサルなどで使うスタジオですが、こういった場所でライブとはおもしろいと感じました。
※れーなさんのセットリスト
スキップ
除草剤
できる女
To You
羽アリシンドローム
強くあれ
あしたへ
18時半。開演時間になりました。最初はれーなさん。
ステージに立ち、まずは共演者のあかたろさんがご結婚されたことを、おめでとうと伝えました。
平仮名同盟2号と自身を紹介して最初の曲は、5日のワンマンライブのアンコールで演奏された「スキップ」。
自分の席の目の前にスピーカーあり、れーなさんの声がガンガン聴こえてきます。いつも以上にパワフルなボーカル。
MCでは、ふたりとも方向音痴といった話や、れーなさんの人生初ステージは地元熊本県菊池市にある能場(能の舞台)で、福岡での初ライブは以前同区平尾にあったこのスタジオといったことが語られました。
それから、前回5日のワンマンライブ終演後の話も。
ライブの後帰宅しようと駐車場へ行くと、駐車場が閉店していたということをtwitterでつぶやいていて心配していたのですが、あれから中洲の屋台へ行き、ワインバーで飲み明かし、れーなさんがよくライブを行っているCavern Beat近くの春吉にある柳橋連合市場で朝食事もして熊本へ帰ったそうです。
徹夜かよ。これが若さ。
ドタキャンされた女のことをうたう、前回も披露された新曲「できる女」の演奏を終え、あの日も発表された、来年の大学卒業後東京で保育士として働くという話も伝えられました。
あかたろさんの結婚についても触れ、新婚旅行は(インド洋にある小國)モルディブで！と指定(笑)。しかもついて行く、などと話し、私4月1日から勤務開始なのでその前にと、沸かせます。
この日はMCもノリノリでしたね。
あかたろさんと一緒に作っていくステージは、なにも考えず思ったことを自由にできる、これは無理といった却下が無い、と話してました。
ラストは、YouTubeにアップされていて、ずっと聴いてみたかった新曲の「あしたへ」。
彼女の地元RKK熊本放送のBOYS&GIRLSキャンペーンのイメージソング。このライブで聴いた後数日間、ガンバレガール、マケルナボーイのフレーズが頭の中でガンガン流れました。
今度CDRに燒こう。
※あかたろさんのセットリスト
寄っといで
愚痴
音楽が好きだ
呼吸
昨日
パッパラパー
くだらない歌
すいばり
続いては平仮名同盟1号、人妻のあかたろさん。彼女も25歳と、若いな。福岡在住の音楽家です。
普段はキーボード弾き語りで、この日も重いキーボードを抱えてスタジオ入りされたそうですが、スタジオにアップライトのピアノがあり、せっかくだからとこの日はピアノ弾き語りでした。
昨年六月に李呼さんのライブを観た時共演者で、一度ステージを拝見したことがあります。
人妻といってもなにも変わらないと話し、今回もあの日と同じ、印象に残る骨太なボーカルでした。
月一で東京へ遠征してライブを行っているあかたろさん。東京へ行ってしまうれーなさんがうらやましいとも話してましたが、私は福岡で一番になる、と前向き。
「音楽が好きだ」の一節、(どんなに高い演奏技術でも歌唱力でも)響かなけりゃ意味がない、とても共感しました。日頃音楽について思っていることを代辯してくれて嬉しい。
東京のライブハウス四谷天窓の企画で「昨日」をテーマに曲を作ることになり、完成したのは結婚したばかりの夫が死んだという内容で、沸かせます。
「パッパラパー」の途中か、演奏後、スタンドに固定されていたマイクがクルリと垂れ下がるハプニングがあり、スタッフさんが固定しなおしました。
しかしその次の曲の演奏途中、またもクルリ(笑)。
予備のスタンドと交換することになり、その間MCで場繋ぎすることに。
れーなさんを初めて見たのは、実は偶然点けていたテレビでだそうです。
当時れーなさんは高校生で、THEビッグチャンスというオーディション番組に出演。秦基博さんに認められ優勝し、オリジナル曲「アンサー」を演奏。
当時あかたろさんは音楽活動はやっていなかったものの、音楽を始めたいという気持ちはあったそうで、これを見たのを機に音楽活動を開始したそうです。なんか、さりげなくものすごい話ですね。
ラスト曲「すいばり」を(無事に)演奏して、ステージを終えました。
※あかたろ＆れーなのセットリスト
炭坑節
猪突猛進
ちるぬるを
いろはにほへと
オー・シャンゼリゼ(カバー)
最後はいよいよ、あかたろ＆れーな。
キャップを被ってふたり再登場。
あかたろさんとならやりたいことが全部できると、いきなりラップで炭坑節(笑)。
本当になんでもあり。これが若さか。
続いては勢いで30分でできた曲と「猪突猛進」。
ごめんなさい、でも演りたかったと前置きして演奏開始。
四字熟語を並べただけですが、異様なノリでおかしく、会場は笑いに包まれました。
あかたろさん作の、このライブ用の新曲「ちりぬるを」と、れーなさん作で、最初のツーマンライブの際に発表された「いろはにほへと」を演奏。いろはにほへとは、確か百人一首を組み込んだ歌詞でした。
いろはにほへと(色は匂へど)、ちりぬるを(散りぬるを)、その次は？と観客に問いかけ、一斉にわかよたれそ(我が世誰そ)と答えが返ってきましたが、ごちゃ混ぜに聞こえてしまい、次はワカレダヌキ(別れ狸)と決定(笑)。
れーなさん、有給取って福岡に戻ってくる、などと話します。コラコラ、まだ勤務開始もしていないのにもう休む話しかよ。
アンコールで「オー・シャンゼリゼ」を演奏し、ライブは終わりました。
よかもんやった。
れーなさんとは、また来月会えますね。
