井野山 | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所

3月10日は登山に出かけました。

担当自転車は、今年初出動となるクロスバイクの“霞”。
昨年末に肘を痛めてしまい、5階の自宅ベランダから下ろすのが困難でしたが、ようやく痛みも治まってきました。
(濡れた傘の水気を取るのに振ったりしたら、まだ少し痛みを感じます)

目的地は、いろいろあって登山というより長距離を走ってみたい感じ。
以前に一度登ったことがある井野山を目指してみました。

 

8時過ぎに出発。
福大通へ出て東進し、長住で右折。
走っていくと、南区の花畑(はなはた)へ出る。
懐かしいなぁこのルート。以前に担当してた利用者さんの家へ向かうのに、週に何度も通ったっけ。
一昨年退職した事業所の利用者さんだったので担当を外れたのですが、元気にしてるかなと思って立ち寄ってみることに。
…でも、塀の向こうにチラッと見える部屋はカーテンが無く、もぬけのカラのようでした。

外環状道路へ出て更に東進。
母が入院してた九州がんセンター。こゝも懐かしい。見舞いに、よく通ったな。

その先の的場西交叉点で左折して脇道へ入り、少し近道。
井尻六角へ出たら、幹線道路ではない東へ続く細い道を取ります。此処はもう春日市。
道なりに進むと博多区の寿町交叉点で出るので、分かれで中央の道を取ります。
東へ真すぐ進むと、博多区と大野城(おゝのじょう)市の境にある山田四丁目交叉点に出るので、そこも直進して60号線へ

 

ずいぶんと走りました。
御笠川を渡り、県道60号線を北東へ走り続けます。井野山が見えてきました。

井野山は、大野城市と宇美町の境にある無名山です。
2009年に、

を里親さん宅へタクシーで届けた帰りに、近くでしたので登ったことがあります。

9年ぶりですね。
確か、トンネルをくゞって、それから、そうそう廃車置き場。まだありました。

 

赤井手バス停からもう少し進むと、八幡産宮へ続く參道があるのでそこを登って巨大な八幡産宮の大鳥居の脇で霞はおるすばん。
時間は11時少し前です。

?しかしこの八幡産宮あたりから、どうも記憶と違います。
あの時は確か、ふくおか無名山という本の記事を参考にして登った筈なので、ルートはこれであっていると思うのですが。

当時、9年前に撮った写真は、

な風に土の登山道でしたけど。

アスファルト鋪装された林道が山頂まで続いていました。

 

9年前は違うルートで登ったのかなと、半信半疑でアスファルトの道を登っていきます。

 

30分ほど登っていくと、ひときわ広い場所へ出ました。
地元の子どもたちが大勢押し掛けても、皆でお弁当食べられそうですね。

 

広場の奥に柵があり、その奥に道が続いている感じでした。
9年前は別ルートで登ったのか、それともこの9年間で道が鋪装されたのか。

 

階段を登っていくと、着きました。井野山の、これが山頂です。
リハビリ登山二〇座目。標高は、236m。

 

360度の大眺望。
遠く、街並みの彼方に海が見えます。

 

海の少し右手に、以前登った立花山。

 

高く見える方が若杉山。若杉の左奥に見えるのが米ノ山。
この2座は未登。何度か登ろうと計画したけど、自転車で行くとなると遠くて遠くて。

 

左から、未踏の砥石山と、三郡山、頭巾(とっきん)山。
三郡山と頭巾山は、大雪の日に登ったな。懐かしい。

 

そして間近に迫って見えるこれが、この後登った乙金(おとがな)山です。

 

山頂直下にある、五穀神に手を合わせて下山。
往き帰り、多くの方とすれ違いました。家族連れも。
かつては無名山という本で紹介されるほど名の知れない山だったのが、今では登山道が整備され、地元の人が気軽に散歩できる山になったようでした。

 

おそらくこれが、井野山の全景です。

乙金山登山記に続きます。
また明日、書きます。