遅くなりましたが、10月19日に観に出かけた相曽晴日さんのライブのはなしを書きます。
昨年に続き、今年も大分市、福岡市、岩国市の3ヶ所をツアーで巡ってきてくれました。
できれば3ヶ所とも観ておきたかったのですが、大分は仕事の都合で、岩国は終了時間が遅く日帰りできず、福岡公演のみ行くことができました。
会場は中央区荒戸、大濠公園近くにあるライブハウス博多PEACE。
ちょうど3年前、この場所ではるひさんのライブを観ました。
相曽晴日2014西遊季~君想う月~福岡公演
※前半セットリスト
コーヒーハウスにて
Moon River(カバー)
月の子供
蒼く輝く三日月の夜に
朧(おぼろ)月夜~祈り(中島美嘉のカバー)
君や忘る道
ロータスの岸辺
ステージ左手にキーボード。右手にパーカスがセット。今回はチームハルヒではなく、はるひさんと赤間慎さんのふたりでのステージのようです。
この大分・福岡公演企画者のヒサノさん、3月の明日香追悼ライブ企画者でマイミクのゆう&ゆいさんにあいさつ。ライブははじまりました。
1曲目は、アンコールで聴く機会が多いような気がする「コーヒーハウスにて」。
♪こんにちは
♪ようこそ~
1曲目を終えて、メロディを奏で乍らあいさつするはるひさん。
パーカッションは空席。前半ははるひさんの弾き語りとなりました。
ツアータイトルの君想う月について触れ、月に関する曲が多いとはなし、前半はその月に関する曲を集めてみましたと、次は「Moon River」。
ムーンリバー この広い空の彼方へと…
こんな出だしだったかな?
映画「ティファニーで朝食を」の主題歌として知られる名曲ですが、日本語の歌詞があったのかと感心。
実は、歌詞ははるひさんの自作だとこのあとのMCではなしてました。違和感を感じさせない歌詞がすごい。できれば歌詞をゆっくり読んでみたいですね。
冒頭のメロディで分かってしまうオリジナル曲2曲。
そういえばこの数年チームハルヒで演奏が多いので、弾き語りはずいぶんと久しぶりな気がします。
「朧月夜~祈り」は、唱歌として知られる「朧月夜」に中島美嘉さんと葉加瀬太郎さんが詞と曲を追加し、中島さんがうたった曲をカバー。
「君や忘る道」は、江戸時代の僧、歌人、良寛が詠まれた歌に曲をつけたもののようです。
♪いろいろあって、いろいろあるけど、
♪人生って、人生ってって歌です
と、前半ラストは「ロータスの岸辺」。3月の明日香追悼ライブでの熱唱を思い出す。
※後半セットリスト
舞
男と女で
神の宮(明日香のカバー)
月の庭 雲のゆりかご
贈るうた
しあわせになろう
ぼくはくま
NOMAD
やさしさのリレー
世界でいちばんっ
※アンコール
with you
時の彼方
20分ほど間を置いて後半スタート。今度はパーカッションの赤間さんとふたりでのステージです。
高三の時作ったうたですとメジャーデビュー曲「舞」。
皆が知ってるうた今日はあまりうたってなかったと、次は「男と女で」。
「舞」は、最近のライブで時々現れる、むかしの独身時代に戻ったようなボーカルですね。
3月に糸島市で行われた明日香さんの追悼ライブのこと、彼女のブログを書籍としてまとめた「生きて、ありがとう」のことをはなす、はるひさん。
彼女の曲を遺していけたらと、明日香さんの「神の宮」。
私の大切な人たちがどうか幸せになりますように
そう、神社於祈りを捧げる詞。
途中、はるひさんは涙を流し、声を詰まらせましたが、気丈にうたい上げました。
会場からもすゝり泣く声。これはさすがに自分も涙流しました。
これからも明日香さんの曲は、明日香さんの親友がうたい継いでゆくのでしょう。
彼女が亡くなった時間、ちょうどステージでこの曲をうたってた。
追悼ライブの時のMCを思い出す次は「月の庭雲のゆりかご」。
3人編成のときは気がつかなかったけど、赤間さんのコーラスがなかなかのもの。
「贈るうた」で、恒例の誕生日の方はいますかと呼びかけ。
しかしこの日誕生日の方も今月が誕生日の方もおられませんでした。
幸せ繋がりでその次の曲は「しあわせになろう」。
「ぼくはくま」は古村比呂さんが手掛けた絵本「ぼくはここだよ!」をイメージして制作された曲。弾き語りで演奏。
確か息子の同級生の母が古村さんで、知り合ったとおっしゃってたかな。うろ覚え。聴くのは2度目ですが、悲しい詞ですね。
「NOMAD」はサビで確か合唱。日数が経ってしまい、うろ覚え。
次の「やさしさのリレー」の前に、東日本大震災の20日後から被災地でボランティア活動をされてる赤間さんのはなし。
赤間さんが選んだ「潰滅」という言葉と、チームハルヒの最大のライバルははるひさんのピアノ弾き語りというはなしが強く印象に残ってます。
次のライブは、はるひさんとともに釜石市で行うそうです。
後半ラストは「世界でいちばんっ」を熱唱。
すぐにアンコール。弾き語りで「with you」。
息子が大きくなり余裕ができた頃から、自由に、子どもに還っていく。たしかそんなことをはなしました。
アンコールラストは赤間さんを呼び戻し、いくつか候補をふたりで話しあった後「時の彼方」。
ライブは終わりました。
また会いましょう。