セルリアンブルー(前篇) | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所
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7月24日の朝。あまり眠れずに3時間くらいで目が覚めた。

何故か今日も空は青い。

出かけようか。

10時頃に霞をさそい、梅雨明けした街を後にした。


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Turip/姫野達也/セルリアンブルー

2006年から「ちいさい旅」と題して福岡の景勝地を自転車で巡り、mixi日記を書き続けてきたけど、心残りも幾つか。

山を縦走しようとして片方しか登れなかったり、時間が足りなくて途中で引き返したり。

今日は、なかでも一番心残りな場所へ行ってみました。

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今津橋の向こうに、かつて登った濱崎山が見えます。
標高100mにも満たない山。これだけ近いとまるで緑の壁。

本当はこの橋の手前の横浜交叉点で左折した方が早いけど、今日はこの子を乗り回したい気分。

空と海がぶつかる場所を目指して大きく遠廻り。


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長濱海岸に着きました。

暑い。少し休もう。

日焼け止め忘れた。

遠くに、以前登った毘沙門山が見える。標高177m。

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博多灣の海岸線を北上して、宮ノ浦で左折。西ノ浦へ西進。

本当はこの道の途中に登山口があり、この辺りの山では未踏だった「灘山」(標高209.5m)へ登るつもりでした。

それでこの遠廻りルートなのですが、暑い。

きっと焼け死ぬなと思い(実際この後そうなった)、止めて登山口を通り過ぎました。

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西ノ浦へ出てからから54号線を道なりに進むと、糸島市(旧糸島郡志摩町)に出ました。
もう1ヶ所の行ってみたかった場所。
二見ヶ浦の夫婦岩。久しぶり。過去日記の記述によると2007年の8月以来か。

高さ11.8mと11.2mの、海に突き出している巨岩。
以前明日香さんのライブを観に行った折に御參りした櫻井神社の社地で、毎年5月の大潮の干潮時に長さ30m重さ約1tの大注連縄(おおしめなわ)が張られます。
そしてその大潮の日には、ふたつの岩の間に太陽が沈むそうです。

この場所は夕日がきれい。2007年の時は夕日を見ましたけど、あれは未だ忘れられない光景です。

最近このカメラ(GRデジタルII)、セルリアンブルーがきれいに出なくなった気がする。
確かにこの日はちょっと霞んだ天気でしたけど、できた写真は自分の記憶と比べてもちょっと白っぽい。
このカメラを選んで以来、ずっと情景写真はサイズの変更だけで無修正アップが自慢でしたけど、今回の写真はほとんどPCで少しだけ明るさを修正してます。

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男天ヶ嶽、女天ヶ嶽、可也山、立石山、姫島、福ノ浦。こうしてみると、この6年でいろいろなところへ自転車で行ったな。

この地図の「火山(ひやま)」と「彦山」は未だ未踏。
彦山は山頂が別荘地になっていて確か登れないけど、火山は登ってみたいな。

夫婦岩を後にし、3月に明日香さんのライブを観た会場近くの伊牟田交叉点で右折。今日の目的地を目指します。

後篇に続きます。