12月3日、4日のライブレポート | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所
今晩は、若宮です。

東京から戻り、仕事や家事、引っ越し荷物の運び出しや梱包、買った家具家電の設置、大量の食器調理器具の洗浄など、忙しいです。

その度に、今回のライブのこと、出会った人再会した人たちの笑顔を思い出し、奮い立ち、もう少し頑張ってみようと思います。




12月3日。
この日は、いつものように深夜勤を終えて朝帰宅し、寝ないで旅支度して出かけました。飛行機の中で仮眠もいつもどおり。
日本橋のホテルへ14時過ぎ頃到着。チェックインは15時からだったので、本当は風呂入ってヒゲ剃ってから行きたかったのですが、一部の荷物だけ預けて渋谷へ向かいました。(これから女の子に会うのに、徹夜明けのボロボロの顔で行っちゃった)

渋谷で食事してから東急ハンズへ立ち寄り、新居で役立ちそうなものをいろいろと見てまわりました。この時、以前から探していたものを発見できたのですが、これはまた別な機会にでも。
会場は渋谷ウエステッドタイム。初めて入るハコですが、さほど迷わず着。

若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所

若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所

カティーサークという初めて聞く名のスコッチをロックで飲んでいると、硝子さんが笑顔で出迎えてくれました。

それから、会場でよくお見かけする硝子さんのファンの方と談笑。
ネットはやらないと以前おっしゃってましたけど、彼は若宮のブログを読んでくださったらしく、あるプレゼントまで用意してくださってました。
読んでくれて嬉しい。そして、ありがとうございます。




1番手は、ひとつ前の日記にも書いた、鈴木あいさん。

※セットリスト

二人のStory
愛すべき人
君に似合う服
アカシ
私の味方

4年前のある時期、パソコンで日記を書いたり何かの作業をしているときに、よくMySpaceの彼女のページを開いて曲を流していました。「ちらりちらりふわり」という曲がとくに好きでした。
しかしだんだんと聴かなくなっていき、逆に同じようにこの頃知った硝子さんと石野田奈津代さんは熱心に聴くようになっていったので、対照的な感じですね。

その鈴木あいさんのステージ。この4年でお目に掛かるのは初めてでした。
4年前によく試聴していた頃の優しげな声は健在で、MCのおしゃべりも優しげな感じ。
そう、4年前も彼女の書く詞からにじみ出る優しげな雰囲気に強く引き込まれた。あの時は2日間で2、300曲くらい聴いたけど、彼女のふわっとした、柔らかいタオルで包まれたような印象は消えることなく残りました。
今目の前にその彼女がいます。彼女はあの頃の雰囲気のまんまでした。
この日の演奏、とくに「君に似合う服」が良かったな。




2番手は吉崎硝子さん。

※セットリスト

ナイト*トレイン
渋谷駅、ハチ公前
探している
美しい春
足跡

以前、演奏前に「笑顔を忘れずに」と話しかけたことがありましたけど、今の彼女はそんなことを話さなくとも笑顔と自信に満ちています。

雨の渋谷を舞台とした「渋谷駅、ハチ公前」。
渋谷の街に雨が降っていたから演目を変更してみたのですが、雨は上がってしまいました、とMCを交えて演奏。
この前谷山浩子さんのライブで聴いた「うさぎ」が、なんだかこの曲のアンサーソングのように思えてきます。もちろん、「うさぎ」の方が遙か以前の完成なのですが。

今回が2度目の演奏となる「探している」は、硝子さんの心の澱、水たまりのような曲。彼女はときどきこんな詞を書いてくることがあります。
過去に繰り出してきた「模索」「魚」「ライフ」「大切なモノ」のイメージが重なってできたような雰囲気。

  子供の頃描いた夢はなんだっただろう

とくり返す一文が印象深い一方で、

  今も消えないこの灯りは最後に残った砦

とあり、前向きな気持ちも織り交ぜてあるなかなかの佳曲。

「美しい春」。
若宮がいちばん好きなこの曲は、結婚することになった新郎が、新婦の友人の硝子さんに曲を作って結婚式で演奏してほしいと依頼し、完成したもの。
なんとそのご夫婦が会場にいらしていて、これも急遽演目を変更して演奏されました。
もう臨月で、あと数日のうちにお子さんが生まれるそうです。どうぞお幸せに。
おふたりに話しかけようと思いましたけど、ヤボですね。やめておきました。




この他、インディーズデビューが決まったばかりだという尾田友梨佳さん、このライブの企画者でもある伊秩弘将さん、2月のライブ遠征の時もステージを拝見した大津歩美さんが出演。

伊秩さんはやっぱりかっこよかった。
2月に、初めて彼のステージを拝見した時、とくに印象深かった「生きてこそ」という曲がもう一度聴けてよかった。

大津さんは、う~ん?なんだか2月の時よりも大人しい印象。終演後硝子さんにそっと訊いてみたのですが、そんなことはないとおっしゃってたので気のせいかも。
でもなんだか少し落ち込んで、演奏にも迷いがあるような気がしました。


終演後、あいさんに「はじめまして」とともに4年前のことを話し、CDを購入。
彼女は、曲の雰囲気どおりの人柄でしたね。
今回マイミクとアメンバーにもなってくださいました。ありがとうございます。

それから、硝子さんと談笑。
次回はいよいよワンマンライブ。楽しみですね。
もう演目は決まってしまっているそうなのですが、昨年のワンマンライブの時一度だけ聴かせてもらいとても印象に残っている、中島みゆきさんの「糸」のカバーをまた聴きたいとリクエストしてみました。
またそのうちにでも聴いてみたいですね。

伊秩さんとも少しお話しできました。
あれあれ?なんだかもう顔覚えられてるみたい。これからも硝子さんをよろしくお願いしますと伝えました。

若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所

若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所

$若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所




12月4日。
ホテルを出て秋葉原のブックオフや模型店、レトロゲーム店で物色。
その後、日比谷線の入り口が分からず焦りましたけど、なんとか開場10分前に今回の会場である日本橋社会教育会館へ。
今回のライブはmixiマイミクのさすらい二郎さんの企画「アコースティック音楽祭」。今年硝子さんとツーマンライブで共演されたキョロザワールドさんと、さくらかおりさんのおふたりが出演とのことで、帰りの飛行機を最終便にして観て帰るつもり。
リハが押して開演も遅れました。さて、さくらさん最後まで聴けるかな?

オープニングアクトと司会は智恵莉さん。
ワイン色のドレスが素敵でした。

※セットリスト

dear
生きていこう
ありがとう
formyself


1番手はキョロさん
今回のキョロさんは、パーカッションの酒井タカフミさんがサポートとして入り、おふたりでのステージでした。
パーカスが入ると音に幅が出るし、一度聴いた曲もまた違った一面が見えてきますね。

※セットリスト

星の命のように
残像
それが愛なら
君の望む世界
しるし


2番手は有坂ともよさん

※セットリスト

かくれんぼ
檻の中のダンス
淋しがりな怪獣
ひとりぽっちのクリスマス
スマイルアゲイン


3番手はさくらかおりさん
と、ふたつ隣の席にふいに坐った男性が会釈。
わ~!伊秩さんです。彼はさくらさんのプロデュースをされています。
自分は彼の曲の世代ではないのですが、やはり音楽の歴史を作って来たような人が隣に坐っていると緊張しますね。でもお話ししてみるとおどろくほど気さくな方です。
なんとかさくらさんまで観て、少しお話してから帰れそう。よかった。
前回は初見だったので、今回はもう少しじっくり聴けました。

※セットリスト
12月の魔法
さくら号線
おとはと(新曲)
プロポーズ
ハピマイベイビー


さくらさんのステージを観終え、ロビーでキョロさん、さくらさんや、ファンの方たちと談笑。
キョロさんのスタッフでもあるマッキー隊長。
昨年、ひとり路上ライブで奮闘する硝子さんを見かけ、その努力している姿に感銘。それから硝子さんのライブも観に行くことにしたそうです。
これからも、硝子さんもよろしくね。

名残り惜しいですが、飛行機の時間があります。

次は16日に。