やなわらばーインストアライブレポート | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所
今晩は、若宮です。

引越しの準備等でたいへん忙しく、なかなか日記の更新できませんでした。
今夜は、11月20日に観に行ったライブの話を書きます。
まずはお昼に観たやなわらばーから。

やなわらばーは、ギターの東里(あいざと)梨生さん、三線(さんしん)の石垣優さんから成る、沖縄県石垣島ご出身の音楽デュオです。

偶然立ち寄った100円ショップの店内から聴こえてきた、きれいなきれいなハーモニー。
手元のメモによると、2007年5月21日のことですね。
名も知らぬその曲を一聴して気に入り、誰の曲だろうと調べました。
ほどなく、やなわらばーというデュオの「夢を見た」という曲だと分かり、6月9日にこのキャナルシティーで初めておふたりのステージを拝見。終演後の握手会にも並びました。
あれからもう4年半にもなるのです。早いものですね。

最後におふたりのライブを観に行ったのはいつだろうと思って自分のmixi日記を読み返してみると、2009年の4月でした。
なんと2年半ぶり。そんなになるのかと、書いてみた自分がおどろいてます。

午前中に天神で所用を済ませて、12時半頃キャナルに到着。
リハーサルがはじまりました。
真剣なお顔で音を確認していくおふたりを見るのも久しぶりだな。
今回のライブは、2枚組のカバーアルバム「泣歌笑歌」のレコ発ツアー。
太田裕美さんの名曲「木綿のハンカチーフ」、さだまさしさんと山口百恵さんがうたい、大ヒットした「秋桜」なども、オケを鳴らして断片的に演奏されました。

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1回目セットリスト

木綿のハンカチーフ
遠く遠く
童神(わらびがみ)~ヤマトグチ~
秋桜(コスモス)
川の流れのように

本番のライブです。
見まわしてみると、すごい人出。上階から見ておられた方も併せると2、300人はいたかもしれません。
以前はちょくちょく福岡に来てくださったふたり。久しぶりの福岡公演の筈ですが、福岡での人気ぶりがよく分かります。

まずは「木綿のハンカチーフ」。
会場にオケを鳴らして、手拍子お願いします。 ?この曲は確か悲劇的な別れの曲だったけど、イイノカニャ~

次は「遠く遠く」。これは初めて聴く曲でしたけど、槇原敬之さんの曲のようです。
MCは、やなは結成して10年になったという話し、そしてふる里への想いを語ります。

「童神~ヤマトグチ~」。これも初めて聴く曲。CDでは夏川リミさんの曲としてクレジットされていますけど、もともとは沖縄県の子守唄だそうです。
歌詞の大部分を標準語になおしてうたいます。
やはり、おふたりにはこんな沖縄地方の曲がよく合います。この日はこれがとくに印象深かったです。

「秋桜」と、美空ひばりさんの「川の流れのように」を演奏して前半終了。
「川の流れのように」は、会場の観客皆で合唱してほしいとゆうさんが呼びかけました。
ところどころ歌詞を読みあげ乍らうたう、りおさん。しかしこの曲は難しい。歌詞もよく分からないし、おふたりの声を追って、手拍子するのがやっとでした。




前半が終わりました。
このアルバムには他にも、荒井由実さんの大好きな曲「ひこうき雲」や、「卒業写真」、オフコースの「言葉にできない」、原曲のCDも持っている岡村孝子さんの「夢をあきらめないで」、キテレツ大百科の主題歌でおなじみの「はじめてのチュウ」などなど、70~90年代までさまざまな曲がカバーされています。
他の曲もぜひ聴いてみたく、CDを買っていつものように列へ。

久しぶりにお会いしたふたり。
繪に描いたようなちゅらさん。ゆうさんは相変わらず細い。
りおさんは、だいぶお痩せになったようで、もともと小柄な方なのですごくほっそりした感じに見えました。
そういえばお使いのギターも、以前のものより小さくなったような気がします。
2年半ぶりにライブ観に来たけど、上手くなりましたねと話しました。

その後、キャナルへライブを観に来た時のお約束であるラーメンスタジアムへ。今回は博多坦々麺まるみやにて、坦々麺を食べました。




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2回目セットリスト

やさしさに包まれたなら
チェリー

秋桜
川の流れのように

2回目は、荒井由実さんの「やさしさに包まれたなら」から。
これは、LP盤も持っている自分も大好きな曲です。
うまいな。
高い歌唱力があるので、こんな往年のニューミュージックもうたっていてサマになりますね。

「チェリー」。
初めて携帯電話を買った頃、この曲を着メロにしてたな、なんて懐かしく思い出します。これもうまいな。

次の演目を告げると、会場からおぉっと声が上がりました。その気持ちよく分かります。
次は中島みゆきさんの「糸」。
いろいろな音楽家さんからカバーされている名曲。この日記で度々紹介している吉崎硝子さんもカバーをされていて、昨年彼女のワンマンライブを観に行ったときに初めて聴き、それから好きな曲になりました。
あの日は硝子さんも神演奏でしたけど、やなわらばー版も、やはりうまい。
独特のイントネーションの、ゆうさんのボーカルが見事です。

ライブから日数が経ってしまい、細かい臨場感が思い出せないな。




全ての演奏が終わりました。
カバーということで、いつもとは違う切り口でおふたりの演奏を楽しめました。
まだ20代でこの上手さ。まだまだ今後が楽しみなふたりです。

なんだか名残り惜しいですが、この後谷山浩子さんのライブを観に行くので、小走りに立ち去りました。

またお会いしましょう。




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