育児の教科書は「子どもの頃の自分」
 
"個"育てセラピストのはるちゃんですおねがい
 
 
 

わたしの中で眠る罪悪感
 

 




前回では、

カナヘビの赤ちゃんの華麗なる

命の尊さ劇場をお送りしましたがおねがい



読んでいただけましたか?おねがい

この記事






前回記事を書いていたらね、

私の中で、




「ああ…。

私は、今でもこの罪悪感を持ってたんだなぁ。」




ということに、

身体を持って気づきまして。






そのことを、

今回は書いてみようかなと思ってますおねがい



キラキラしすぎですか?おねがいおねがい







はい。

書きますキメてる




去年も、同じカナちゃんは卵を2個生んで、


そのちょうど1か月後に、

孵化成功!!

 



初めてのことだったので、

まぁ〜、


どえりゃぁ興奮、感動しまくった大内家。




2匹ともが、無事に生まれて、

エサも食べて育っていた。

 

 

みんなでかわいい可愛いと愛でながら…。

 

 


 

 


が、しかし…。

 

 





私の不注意で、

死なせてしまったんです…。

 

 

 

 


 

生まれたのは、8月10日。




その日は、9月1日。


夏休みが終わって、

2学期が始まった日だった。



長期の休み明けは、

行き渋りがある長男。



朝から準備グズグズで、

お友達が迎えにきてくれたものの、


まだ、

グズグズと準備をしていたのだった。


 


私は、時間をもたせようとして、



玄関で待ってくれてるお友達に、


「赤ちゃん生まれたよ~」


って見せようとしたんです。

 

 


  




得意そうに、

小走りで玄関に赤ちゃんの入ったゲージを

持って行こうとしていたら…。



玄関の直前で、

 


もっていた虫かごの蓋部分が取れてしまった。


 



私の胸辺りの高さから、

赤ちゃんが2匹入っているゲージが落下

 

 





 

これは夢?


現実…?

 



 


一瞬で凍り付いたその場。

 

 



1匹は即死。


1匹は、しっぽを自切りして生きていた。

(数週間は元気に生きたが、大人になれなかった)

 

 





長男は無言。

次男はわー!!!と泣いていた。

 

 


 

私は、なんてことをしてしまったんだ…。

と呆然とする。


頭は真っ白になっていたが、

多分、体は動いて、

カナヘビの対処をしていたと思う。

 

 



「なんてことをしてしまったんだ。」

 

 


その重たさに気持ちは沈められていた。

 


※今、これを書くのに思い出すと、

私の身体…手に罪悪感があることに気づいている。


両手の手首から指先がとても重たく、

しびれのような感覚。


と同時に、

心臓の鼓動が早くなるのを感じる。


ああ…。

1年たっているけれど、

私はこの出来事を完了させていないのかもしれない。


私は怖かったし、

とてもショックだった。


自分で、生き物をあやめてしまったこと。




なかなか書く事ができない自分がいるが、

書こうと思う。



書くことで、

私はわたしの中の罪悪感に光を当てようと思う。

(1年前にも、本当はこのことを書こうとしたが、結局1年経ってしまった。)

 

 





 

懺悔の気持ち。

 


カナヘビの赤ちゃんに。

長男に。

次男に。

夫にも。

カナちゃん親にも。

 

 



そして、何よりも

長男のお友達にもなんてことをしてしまったのだと悔む。

 

 


自分に見せようとして、

目の前でその悲劇が起こってしまった

その子の気持ちになってみたら

いたたまれなくなった。

 

 



お友達は、

お母さんと来てくれていたのもあって、 


その騒動ぶりを察してくれたお母さんは、



「先行くけん大丈夫よ!」



とフォローしてくれて。


 

 

 



 


その後、長男は

2学期の初日だという日に、


早速学校を休んだ。


 


「ペットのカナヘビの赤ちゃんが死んでしまったので休みます。」


という理由で。

 

 

 


 

そんな母に対して、

しばらく長男は私に対して怒り、

しかし、そこまで責め続けもしなかった。

 

 


次男は、時々、今でも、

「カカが落として死んだ」と言う。


責めるとか怒っているとかではなく、

ただ事実として。

 

 

 


事実である。


私の不注意で死なせてしまったこと。

 




 

そんな私と、一緒に居てくれる家族。

子どもたち。



それでも、

かか、大好きと言ってくれる。

 

 




私は間違える。

私は失敗をする。

私は取り返しがつかないことをする。

私は残念である。

 

 

実に残念である。

 

 

 

 

そんな私でも、


「いいんだよ」と言ってくれる人がいる。

「しゃあない奴だ」と言いながら見てくれる人がいる。

 

 

好きだと言ってくれる人がいる。

 

求めてくれる人がいる。

 

笑いかけてくれる人がいる。







そんなことを、思えるようになった。


こんな私では駄目だと、

自分で自分に言っていたけれど

(つい最近まで…)



こんな私は最低だと

自分を責めまくっていたけれど

(ついつい最近まで)

 


 

今は、そんな自分なんだと見られるようになった。




わたしの中にある罪悪感。



それは、

今に始まったことじゃない。



もっともっと、幼い頃に感じたもの。



そう。


親に怒られて。

親に責められて。

失敗をして。

嘘をついて。

逃げて。

友達を傷つけて。


エトセトラ…。





そこから日の目を見ずに


私の体の中にあったそれは、



ここ数年、

自分と向き合うということをする中でようやく、

光を浴びた気がする。









人は過ちをおかす。

人は生き物を食べる。

人は何かを犠牲にして生きる。



誰かを傷つけ、

誰かを笑う。


誰かに傷つけられ、

誰かに笑われる。




それでも。


そんなあなたで良いんだよ。



「そんなあなたなんだよね」


って、

良いも悪いも言わずに

ただ居てくれる人が必ずいるのだ。





じゃあ、私はその何倍も、それを返していこう。





そして、

きっとこの誓いを忘れた頃に、


私はまたヘマをするのかもしれない。


 

 

 

 

ちなみに…。



現在飼育中のカナ太郎(赤ちゃん)のゲージを

私が持っていたら、



「かかは持ったらあかん!

落とすけん!」



って、持つたびに言われていたんだけど。





「かか、もう同じ過ちはせんけん!

しっかりとカナ太郎を守るけん!」


ってね、


長男と次男と、私の中での




やり直し



をしています。






そして、生まれてから1ヶ月経った今は、

子どもたちも少し安心して私を見てくれている気がいたしますひらめき




さて。



これからどんな関係ができていくかしら…


 

 

 

 

 

 

 
 
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