私は、分かりやすく
幼少期に癒されなかった人ですイヒ



 うちは父、母、兄、姉、私の5人家族。
父は会社員。頭が良くて真面目で、時々冗談を言ったり、お茶目だったり、色んなことを教えてくれるような人。が、金曜日の夜からお酒のスイッチが入ると、週末は酒乱の父へと豹変する。顔付きが変わるので、子供ながらにキテルキテル…と部屋に逃げていた。土日、酔っ払って寝ていると、起こさないように声を潜め、身を潜めて過ごしていた。外で友達と遊ぶのは楽しかったが、家に帰るのが苦痛だった。
 母をよく怒鳴り、罵り、暴力もあった。ネチネチと仕事の愚痴も言っていた。急に大声を出すのがとても嫌だった。
 私は、上の2人と比べると可愛がられていたと思う。それがとても苦痛だった。私を呼びつけては、「お父さんが好きか?」と延々と聞く。「酔ってるお父さんは嫌い。」と答えると、好きだというまで延々と続く。夜は母への怒鳴り声や愚痴が怖くて安心して眠れたことはない。眠ることが怖かった。将来の夢を聞かれたので答えると、打ちのめされたこともあった。たまに褒められたが、否定の方が多かったので信じられなかった。
「どこかへ行ってしまいたい。」「何のためにここにいるのだろう」とよく泣いていた。

 そんな私だが、外では友達もすぐできるような、先生の言うことも(怖いから)聞く、俗にいう良い子だった。友達にも恵まれて、仲良くしてくれていたのに、自己否定が根っこにあったから、離れていってしまう不安が大きかった。その感情は、今なら分かるが、当時の自分には上手く表現できず、「拗ねる」という行為を友達たちに繰り返していた。寂しい想いを感じたら、一切喋らなくなるのだ。(めんどっ…真顔
小中高、大人になってからも
それでもずっと仲良く付き合ってくれた友人たちに、言葉では伝え切れないほどの感謝をしている。

私は、そんなこんなで社会的には一見適合して、
学生時代を送り、大学を経て、看護師の道を歩み始める。
 大人になってからも父の酒乱は変わらず、親元を離れてからも相変わらず父のことで泣いたり嫌悪感を抱いたりしていた。母からもよく父の愚痴を聞いていた。
 自分がこういう性格で情緒不安定なのは親のせいにしていた時期もあったが、そのせいにしている自分ってどうなんだ。という想いも持つようになった。
親のせいにするのは間違っている。
親と自分は違う。ここまで育ててくれたこと、感謝をしなければ!

時々、情緒不安定になりながらも、どうにかこうにか自分なりに上がったり下がったり、毎日を生きていた。

ここまでが、癒されていないインナーチャイルドを閉じ込めまくっていた話。

癒されていないインナーチャイルドがいると、どんな支障が出てしまうのか。

癒されるとどうなるのか。

私の体験談を通してお伝えしようと思います。

私の体験が、誰かの光となりますように✨✨