❊どうでもいい内容の割に駄長文です。
後半重いです。❊
今月初め、「投稿数=日付にしよう!」と思ったのに、初めのほうですでに3日くらい足りてなくていきなり萎えたw
無理はイクナイ。
最近、ちょっと弱ってきたかも。
無性にウサギ飼いたくなって…。
今ペットショップとか行ったら絶対ヤバいw
絶対衝動買いしてまうwww
まず、今、自分自身が会社に飼われてるような状態(休職手当もらってる)だし、ワクチン接種とかの義務はないけどペットが病気になったらかなりの出費になるし、なによりこのクソ狭い部屋じゃ可哀想。
一応、申請さえすればペットOKの部屋だし、実際、前の住人はネコかなんか飼ってたようだし(至るところ傷だらけで、初めて部屋見た時唖然とした)夜中じゅう吠えてたヨソの犬に比べたらウサギなんておとなしいもんだ。
でも…
やっぱ、いざ買う瞬間になったら、ちゃんとブレーキかかるだろうな。
新しく飼うとしても、前と同じ子じゃない。
絶対、前の子と比べてしまう。
そして、また死んだらと思うと怖くて怖くてたまらない。
前に飼ってた子は自分の不注意で死なせてしまったし、居なくなってペットロスになったくらい弱ったし、もう20年以上経つのにいまだに可愛くて可愛くて、そして悲しくて悲しくて仕方ない。
あーでも癒しがほしい…。
と、ここまでチラ裏。
ウサギを飼おうと思う方へ。
(なんかこれ、前も書いた気がするけどな)
ウサギは決しておとなしい生き物ではありません。
個々の性格がかなり違うので、おとなしい子も居ればとんでもないやんちゃな子もいます。
うちにいたのは、とんでもないやんちゃな子でした。
一応段ボールで敷居を作ってたんですが、生後1か月くらいでまずは30センチ、
1か月半くらいで50センチ、2か月くらいで1メートルを飛び越えて脱走しましたw
さらに段ボールで幅も高さも補強したら、横の段ボールを食い破って脱走。
どんだけ負けん気やねんwwwと根負けして、家の中で放し飼い状態にw
でも、とっても頭のいい子でした。
小さい頃にこっぴどく叱ったせいか、賃貸住宅の建具とか柱は一切齧りませんでしたよ。
その代わり家具はOKってことにしたけど。
「ここは怒られる、ここは怒られない」が分かっていたようです。
このへんの区別がちゃんと出来るかどうかも個体差はあると思います。
うちに居たウサギはまだ赤ちゃんでしたが、運動能力はハンパなかったです。
公園に連れて行ったら車の音に驚いていきなりダッシュ。
秒速10メートルくらいwww
一瞬で姿が見えなくなり、焦って泣きそうになったことも。
(いや、あとから泥だらけで出てきた時も泣きそうだったが。植え込みを掘って隠れようとしたらしい。)
ウサギのしつけは簡単。
大声で怒鳴るだけ。
耳がいいので、大声を出すとひどく怖がります。
逆に、悪いこともしてないのに大声出すのはイクナイ。
ウサギは声を出せません。
鳴き声で感情を量れない上、態度もあまり変わりません。
なので、犬や猫のような濃密なコミュニケーションを望む人には向いてません。
ほんのわずかなしっぽの動き(これがまた尾骨が短いからほとんど動かないんだよ)を読み取って「これ、おいしいんだ」「これが好きなのね」と分かってあげてください。
うちの子はニンジンはイヤイヤ食ってました。固定観念イクナイ。
ハーブやクローバー、タンポポが大好きでした。
あと、砂糖の入ったヨーグルトが発狂するくらい好きでした。
子ウサギだったからか、甘いもの好きでしたね。
サツマイモとかも機嫌良く食ってた。
同じ芋なのにジャガイモは絶対食わなかったw
牛乳はダメと本で読んだんですが、獣医にヨーグルトを食わせろと言われたんですよ。
あれ、本当だったのかな。
あの獣医、ちょっとヤバそうだったしなぁ…。
本人(本兎)は喜んで食べてましたけど。
イチゴ味のクッキー(ウサギ用で売ってるの)は好きだったが、イチゴ本体はちょっと口をつけただけで食べなかった。
これも個体差みたい。
「ウサギの飼い方」って本には「ウサギはイチゴが大好き」なんて書いてたけどw
ペットショップで買う時に「水は与えないでください」と言われたので、生後3か月くらいまで飲み水を与えてなかったんですが、本当はすごく水を飲むらしいです。
与えてなかったらその後、一切飲まなくなってしまった…。
ホンマごめんよ…。
水分補給も兼ねてヨーグルトを食わせてたのもあります。
ちゃんと水は飲ませましょう。
最初から飲ませてないと水道水飲まなくなるよw
ウサギも猫のように顔を洗います。
よって、お腹に毛玉がたまります。
が、ウサギは猫のように吐くことができません。
なので、たまった毛玉を酵素で溶かす作用がある乾燥パイナップルとか乾燥パパイヤがペットショップで売ってるので食べさせてあげてください。
私はくだんの獣医から毛玉を溶かす薬を買わされましたが、最後まで「これって猫用やんな?」と訝しがりながら与えてましたw
トイレはしつけられます。
うちでは猫砂を使ってましたが、本当は猫砂は水分を吸って固まるので口に入るとよろしくないらしいです。
うちの子賢かったから口になんて入れなかったけどな!
逆に、猫砂使わないでどうやってトイレさせるんだよ…。
前述の本とか見ると、本物の土や砂がいいって書いてたけど、どうやって処分するんだろう…。
ウサギは穴を掘る習性があるため、このトイレが穴掘りを楽しむ場にもなります。
うちではシンク用の洗い桶いっぱいに猫砂を入れてたので、楽しく掘ってました。
(掘る→偏って山になる→体の向きを換えて山を掘る→偏ってrepeat)
使用してくうちに猫砂が固まって掘れなくなるので、キレながら「トイレ掃除してよ!」と呼びに来やがりましたwしかも毎朝6時w
なかなかよい攻撃でした。
人が寝てる腹の上にドン!と飛び乗ってくるんです。
そうしないと起きないからだけどw
そのへんは猫のほうが優しい起こし方してくれますよね…。
トイレついでに。
フンはお馴染み、ころころと乾燥したフンです。
食ってたものは牧草が主だったので、畳をちぎって丸めたような感じ。
匂いもないのでフツーに燃えるゴミに出してました。こっちはゴミね。
もう一つ、ウサギは食糞という習性があります。
乾燥した草の塊みたいなのではなくて、少し粘り気のある濃い緑色の糞(直腸糞)を食べます。
なんか理屈は忘れたけど、未消化の餌を再度摂るみたいな感じ。
(牛の反芻みたいなもん?)
これは食べてもいいものなので、びっくりして叱ったりしないでくださいね。
あと、チビの頃は首が届かなくてうまく食べられず、お尻の辺りに直腸糞が残ってることがあります。
下痢?!とビビらなくて大丈夫ですよ。
気付かずカピカピになってたりもするんだけどねw
そういう汚れは濡れタオルでそっと拭いてあげてください。
お風呂に入れるのは超NGです。
水、めっさ怖がります。
ぬるま湯に入れると一瞬「ん?なんかあったかくて気持ちいい」って顔するんですけど、「でもなんか変」と思っているようで、全身硬直。
じわじわと毛に水が浸みてきてようやく気付く。
「え!これ水じゃん!なにすんのよ!!」とブチ切れながら飛び跳ねて逃げようとします。
怖すぎて糞とかいろいろ漏らすw
が、前述の泥だらけの時と、ヨーグルトの容器に頭から突っ込んで全身ヨーグルトまみれになった時は洗う以外に方法がなかったんだものw
自業自得じゃないか。
半年で死なせてしまいましたが、洗面器にお湯を張って洗ったのはこの2回だけです。
ドライヤーも、ウサギにとっては音が地獄でした。
温かい風は気持ちよさそうなんですが、音に怯えて怯えてw
ウサギは穴を掘って住む生き物なので、全身が壁などに触れていると安心します。
だから人間の脇の下に頭突っ込んだりします。
ドライヤーに襲われるウサギ、飼い主の脇の下へ突撃!
あーアンタびしょびしょなんだけど…(苦笑)
猫みたいに頭の上まで登ってこないから許すw
(猫にもやられたことがある人)
足の構造的に頭の上になんて登れないけどな。
足の裏は毛がフェルト状にみっしり生えていて、滑り止めがありません。
なので、猫のように高い所には登れません。
そして、フローリングだと滑って危険なので、カーペット等を敷いてあげてください。
カーペットは毛を抜いて引きちぎることで楽しく遊べますし。
(だから毛を抜かれて困るような高級なやつは敷いちゃだめ)
フローリングで無事なの、猫だけだろ。
犬もよく滑ってる動画があるけど、飼い主はそこ面白がっちゃダメじゃないか?
怪我しても知らないよ?
最後に。
上にも書きましたが、ウサギは穴を掘って住む生き物です。
だから家具の隙間などの狭い所が大好き。
奥のほうまで入り込んでゴミを取ってくる自律型モップです。
埃まみれで現れても許してあげてください。
掃除してないアンタが悪いw
そして。
うちのウサギは家具の隙間に這わせていた延長コードを齧りました。
その時は気づかなかったのですが、後から見たら電気ショックを受けて失禁した痕がありました。
その時にコード内部の銅線を口に入れてしまったようで、銅中毒で亡くなりました。
銅中毒は本当に可哀想です。
(こっから下はウサギの最期のハナシなので、苦手な方はスルーで。
もしもの時、こういう症状が出ると参考までに。)
神経麻痺が進んで体の制御が利かなくなります。
まずは後ろ足を引きずるようになります。
ものの数十分で腰が抜けたようになり、歩けなくなります。
活発な子だったので、前足だけで這って動いてました。
匂いや味が分からなくなります。
普段は絶対口にしないジャガイモや、玉ねぎ(猛毒)を食べようとします。
このへんでようやく、ダメな飼い主は様子がおかしいと気づきます。
慌てて病院に連れて行くと「銅を食べませんでしたか!」と激しい口調で言われました。
いや、獣医よ。
いきなり「銅」と言われて思い当たる飼い主って居るのか?
私はパニックになってたのもあって、全く思い当たらんかったわ。
とにかくそのまま入院。
本人(本兎)は「なんかおかしいなー」と思ってる様子はありますが、特に苦しがってるというようなことはありません。
飼い主が面会に現れると、本兎的には駆け寄っているつもりのようですが、前にではなく上に跳ねています。
それとも飛び越えるつもりだったのでしょうか。
単に、体に力を入れたら痙攣発作の引き金になっただけなのでしょうか。
狭いケージの天井にバッタンバッタンと頭を打ち付けているのに、本兎気づかず。
頭ぶつけてるのに痛くないのかよと思ったんですが、
たぶん「痛い」という感覚はもうなかったんでしょう。
「分かった分かった」と言いながら頭を押さえつつ、抱っこして人間の体に強めに押し付けてやるとようやく落ち着きました。
「餌を置いても自発的に食べないので、なにか好物があったら持ってきてください」と言われていたので、サツマイモの角切りを持って行きました。
見せてやると頻りに匂いを嗅いで食べたい素振りを見せます。
でも、自発的には食べません。
手渡ししても食べません。
本兎も困惑した様子。
なんだ?と思って、無理やり口に突っ込みました。
…その場で泣きました。口が開かないんです。
まるで万力で締め付けたみたいに、指を突っ込んで開けようとしても口が開かないんです。
本兎も自力では制御できていない様子。
たぶん、本兎的には「いただきまーすパク!」とやったつもりが「おいしいが入ってこない。なぜ?」と思ってたみたいですね。
ウサギは門歯と臼歯の間に1センチくらいの隙間があるので、そこからイモをねじ込んでみました。
顎が動かないので噛めないんですが、嬉しそうにずっとぺろぺろ舐めてるんです。
てことは味は分かってたのかな。
それとも口に物が入ってるから反応して動かしてただけかな。
そこは本兎にしかわかりません。
5日目くらいまではこんな調子。
意識ははっきりしてるのに「あれ?走ってるつもりなのに進まないな」とか、「あれ?食べたつもりなのに」と戸惑ってる様子でした。
6日目は意識が混濁、全身から力が抜けて、まるでぬいぐるみみたいでした。
くんにゃりしてるんですけど、私を見ると「あ、飼い主。寂しかったよー」と言わんばかりに足が痙攣します。
また「分かった分かった」と頭を撫でて、体を押し付けてやると安心します。
ボーっとしてほとんど反応もなくなります。
正直、飼い主としても「もうダメなんだな」と気づきます。
獣医は前述の医師から別の医師に担当が変更になってたのですが、ここで安楽死を勧められました。
その時点では辛くて是と答えられず、自然死を望みました。
翌日の7日目朝。
病院から電話がかかってきました。
夜中に脈が触れなくなり、強心剤を投与しても回復しませんでした、と報告を受けました。
そして、動かなくなったウサギと対面。
血が通わなくなったウサギの目は黒から真っ青になっていました。
(目が開いたままでした)
まるでガラス玉がはめ込まれたみたいに美しかったのですが、同時に、もう何も見ていないことが分かって辛かったです。
死んだことを認めたくなかったのかどうしても触れなくて、目を閉じてあげることもできませんでした。
自分自身もパニックで、ただただ泣くことしかできませんでした。
病院で料金を支払うと遺体の引き取りもやってくれると言われ、自分個人の一時の感情としては連れ帰りたかったのですが、連れて帰ってどうするんだとか、ここで任せても産業廃棄物扱いになるだけだろ、とかいろいろな想いがないまぜに。
ペット葬儀とかでお骨にすることも考えましたが、ぶっちゃけここまでの入院費ですでに7万円以上かかってましたし、当時高校生だったのでそれ以上の余裕もなかったため、数千円で引き取ってもらいました。
なにしろ遺体を触れませんでしたしね。
連れて帰っても持て余すだけだったでしょう。
それとも逆に、人間と同じようにお通夜やお葬式をしたら、もっとちゃんと死を受け入れられたのでしょうか。
当時、姉の死の直後だったため、重なって余計に辛かったですね。
あー…そうか。もう20年以上も経つのか。
高校生だったもんなー。
こうして書けるってことは割と克服したんでしょうかね。
父や姉の死についてはいまだに記憶が曖昧で、何があったか書けと言われても思い出せないくらい混乱したままですが、ウサギについてはこんなに克明に覚えてるんですね。
当時は後悔ばっかりでしたが、こうしてちゃんと可愛かったことも思い出せて嬉しいです。
実はこのウサギ。
私が腹膜炎で死にかけた時の手術中に夢?に出ました。
重症すぎて麻酔が効かず、痛みで失神してたそうです。
今でも覚えてますよ。
一面コスモスが咲いためちゃめちゃ綺麗なところで、ウサギがこっちを見ています。
「おー!ウサギ!迎えに来てくれたんかー♪」(死ぬ気満々やんけw)と両手を広げる私。
私を見て猛ダッシュで駆け寄るウサギ。
感動の対面…と思いきや。
「こっち来んな!」とばかりw顔面に超絶鋭角のウサギキック炸裂。
思わず「いてっ!」と言ったら、手術をしていた医者が「痛いなーごめんなー」と答えたっつーね。
おでこに当たったウサギの足の裏のふかふかした毛の感触まで記憶にあります。
あれって臨死体験なんですかね…?