大成功!満面の笑みの東川宮司。





【備忘録/写真】

葛木御歳神社 「高照丸宝剣PJ」 たたら製鉄

(令和六年 11/7)





この記事は「備忘録・写真」記事として
主として個人用のもの。

記事として残しておかないと
写真をどっかにやっちゃう人なので。

今回のイベントは一生ものですしちゃんと残しておきます。

こっそりと深夜にUPします。
さらっと流して下さいませ。

(本編記事と写真は一部重複します)


修祓後に横井彰光氏から簡単なご説明。

横井氏自ら映え素材をご提供。高名な刀匠とは思えない気さくぶりに感動。

拝殿前の「向う鎚体験会」。先ずは修祓から。

禰宜が火打石で火をおこす。

(ふいご)は子供たちが行いました。

宮司が「向う鎚」を。

高額報賛者のみ体験可。「相槌」の語源ともなったのがこれ。横井氏がリードしていかれます。

炉の方に移動。駐車場に設けられました。誰が描いたんかな~

炉の御祓を。

こちらは皆で集めた葛木御歳神社の御神体山麓の砂鉄。

東川宮司と横井氏、今回のお世話役の方々で炉に投入。

横井氏が持ち込まれた岡山県産の砂鉄塊。

1000℃くらいの低温。紙は燃えません。

有志の方々によるお餅搗き。こちらも参加は自由。

歯医者で仮歯を入れたばかり、小さなお餅1個と豚汁(汁のみ)に。それでも仮歯1つ抜けた…。

再び拝殿前へ(同時進行です)

プロジェクト発起人のえま氏が率いる「YURAI」と、全国から集まった舞手たちによる奉納舞。

先ずは東川宮司の「ひふみ祝詞」に伴奏をつけたものから。


なぜか「ひふみ祝詞」がとても美しい東川宮司。えまさんに負けてないな~

おそらく採算など度外視で駆けつけられたものと思います。あまりに素晴らしいステージに感動で涙がこぼれた…。

さていよいよ炉の解体。手前は「村下(むらげ)(たたら製鉄の総責任者)

火砕流が如く湯のように流れ出てきます。これぞ天湯河板挙命(アメノユカワタナノミコト)か!

始めはちょっぴりじゃれ合いながらスタートするも、だんだんと目付きが変化。

熱々の鉄屎(かなくそ)が出てきました。

上部から解体。

村下と横井氏が崩していきます。職人たちが走り回る!緊張感が走る!

一つ間違えば大火傷。緊張感はそれだけではないと思いますが。

「鉧(けら)」を掴む村下。

「鉧(けら)」が現れた!職人たちの眼もギャラリーの眼も、この一点に集中。

冷水に浸けるも、一瞬で熱湯に。

おおお~!「鉧(けら)」の全容が現れる!

凄いぞ!これは!

明らかに拝殿で修祓を行った時に見て触れた「鉧」と違うゾ!遥かにデカいゾ!



9kgはあるとのこと。
村下なら計らずとも分かるらしい。


そしてこの満面の笑みである。



「周りの方たちが全部やってくれた」
などと謙遜してるが…

あなたがやったのですよ!
あなたに惹かれて皆が動いたのですよ!


日本の宝とも言えるような人たち…
柳生新陰流 兵法師範 三好妙心氏
日本刀工の最高峰 横井彰光氏

そして葛木御歳神社を愛する
全国から足を伸ばした多くの賛同者たち…


皆の「祈り」を結集させたのは

東川宮司、あなたです。



有志の方による甘酒の振る舞いもありました(ノンアル)。甘酒は飲めない人やのにね…美味しく飲めた。



御本殿へ「鉧」を奉納。関わった皆が笑顔。一番喜んでいるのは高照姫でしょう。



とはいっても
まだ志は半ばなのです。

これから1年~3年ほどをかけて
横井彰光氏による鍛冶が行われます。

誰もが完全に信頼を寄せているのでね。



大したことはできぬも
できる限りのお手伝いをしていきたいと思います。