茱萸木八幡宮
(くみのきはちまんぐう)


河内国丹比郡
大阪府大阪狭山市茱萸木5-733
(ホームセンターコーナンより西へ200mほど)
(P無し)

■祭神
八幡大菩薩
愛宕権現
天照皇大御神
稲荷大明神


日本最古の溜池として記紀にみえる「狭山池」の南側に、「西高野街道」沿いに南北に細長く広がる「茱萸木(くみのき)」に鎮座する社。
◎「茱萸木」の地名由来は諸説あるようです。春日大社所蔵の太政官符(鎌倉時代)に、この辺りが「佐志久美岡(さしくみのおか)」であると記載されているとのこと。
また別に「茱萸木の芝」という表記もあるらしく、こちらは「茱萸(ぐみ)の木」が生えていたことによるものでしょうか。
◎当地は寛永十四年(1637年)に「茱萸木新田」として開墾された地。当社創建はおそらくこれ以降かと推せられます。明治四十年に三都神社に合祀、昭和五十年に八幡神を勧請、同六十年に遷座式が行われたと伝わっています。
なお旧社地は南西100mほどの現在の「大野台第1公園」であったとのこと。再建された「塞ノ神」の小祠が鎮座しているようです(未参拝)。


公民館の敷地内に鎮座。許可を得られれば車を停められると思いますが。


ご本殿は2棟の祠。どちらがどの神を祀るのか詳細は調べきれていません。



*誤字・脱字・誤記等無きよう努めますが、もし発見されました際はご指摘頂けますとさいわいです。