白鬚神社 (美濃市保木脇)


美濃国牟義郡
岐阜県美濃市保木脇721
(鳥居前に寄せて駐車可)

■祭神
猿田彦神


「長良川」上流に架かる「新立花橋」の南詰の地に鎮座する社。「板取川」が合流した「長良川」沿いを北上してきた道が当社を境に、川を渡り洲原神社へ向かう街道と、そのまま川沿いを走る道とに分岐されます。
◎創建由緒等は伝わっていないようです。口碑では往古より神明社と称していたとのこと。上流の雨霜神社においては、かつて「雨霜明神」であったのがいつしか神明社と称されるようになったとあります。当社も同様の流れなのでしょうか。原初に白鬚神社と称されていたのかは分かりません。
◎社殿背後には巨大な露出岩盤が見られます。全容は把握しかねるものの、少なくとも高さは5~6m以上。信仰の対象となるには相応のものかと思われます。古代からの信仰の上に、道分きの神として猿田彦神が祀られたのではないかと想像します。



冒頭写真とともに逆光のため、少々不自然な写真となりました。