◎ 「大美和」 第142号



大神神社(おおみわじんじゃ)が講社崇敬会会員向け等に、年2回発行している季刊誌。

内容はとても重厚、
とても楽しみにしている一つ。

日本の根源に関わる重要な社。
神職の方々のその責任感と気概溢れる一冊。




いきなり「邪馬台国」。


しかも九州説。

しかも皇學館大学名誉教授。


もう世の趨勢が大和説の中で
敢えての九州説。

九州の政権を「邪馬台国」、
大和の政権を「大倭国家」としてのもの。

これなんですよ!これ!

頭の中で霧の中にぼんやりとしているものを、くっきりはっきりと論文にされています。


ま…永遠に比定できんのでしょうけど。




このような論文も。

これまでの浅~い知識しか持ち合わせていなかったので、一気にレベルアップ!

貪るように読んでしまった(笑)




大神神社と崇神天皇とは
切っても切れない関係にありますが…

現在は末社として
崇神天皇を祀る天皇社が鎮座するのみ。


ヤマト建国の祖として
本来はもっとあちらこちらでも祀られるべきなのでしょうが、

意外と少ないし、
知名度もイマイチ。

あまり好意的に受け取らない人も多いのは事実ですが…。


実は戦時中に
崇神天皇を祀る官弊大社創建の動きがあり、創建寸前まで進んでいたとのこと。

敗戦により頓挫したそうです。


これは知らんかった!

記事も補足改定しておかなければ!



他にも盛りだくさんの内容。
著作権があるのであまり写真は載せられませんが。


大神神社に対して自身の知見も徐々には上がっているものの、
ここ数年は大きな見方の変化は無し。

今年はそこにチャレンジしてみたいと思います。