☆ 三陵墓南古墳



大和国山邊郡
奈良市都祁南之庄町
(詳細住所不明、アクセスや駐車は下部写真参照)



隣接する西・南古墳の三基で構成されることからの「三陵墓古墳群」。

三古墳の形状は以下の通り。

円墳、直径40m、5世紀前半

前方後円墳、全長110m、5世紀後半
◎南古墳
円墳、直径16m、6世紀頃

そのうち南古墳がこちら。
当古墳のみ少々離れた地、規模もかなり小さめ。ほとんど調査もなされていません。

都介氏の神奈備山であったと思われる「都介野岳(つげのだけ)」の真北、尾根の先端部に築かれています。

西古墳は都介氏(都祁氏、闘鶏氏)歴代の首長墓であろうとされますが、当古墳は規模からみても首長墓ではないのかもしれません。

墳丘には稲荷神社が鎮座します(後ほど別記事をUPします)。


このような位置で三古墳が並びます。北は右。

当日は西古墳の西側Pに停めて歩きました。5分余り。

左右に走る道が県道781号線。こちらにも駐車スペース有り。

この張り出した丘陵の中に当古墳があります。この丘陵自体が古墳のようにも見えますが、こちらは龍王神社(藺生町)が鎮座する標高600mの山の尾根先端部。

苔むした石段は滑りやすいので要注意。

石段を登った先には忠魂塔。

奥に鳥居が見えます。

墳丘には稲荷神社が鎮座。