☆ 三陵墓東古墳



大和国山邊郡
奈良市都祁南之庄町1024
(2箇所P有)



隣接する西・東・南古墳の三基で構成されることからの「三陵墓古墳群」。

三古墳の形状は以下の通り。
◎西古墳
円墳、直径40m、5世紀前半
◎東古墳
前方後円墳、全長110m、5世紀後半
◎南古墳
円墳、直径16m、6世紀頃

そのうち東古墳がこちら。
西古墳 → こちらの記事
南古墳 → 後ほど記事を上げます。
概要は案内板を写した下部写真にて割愛します。

都介氏の神奈備山であったと思われる「都介野岳」の真北、尾根の先端部に築かれています。

築造時期が少しずつずれていることから、都介氏(都祁氏、闘鶏氏)歴代の首長墓ではないかとされます。
とりわけこの東古墳の規模は破格。首長墓、都祁直の墳墓とみて間違いないかと思います。


東と西古墳のみ古墳公園として整備されています。駐車場は西古墳の西側と両古墳の間との2箇所。

前方部の南西角を。


前方部から後円部を。



写真中央に「都介野岳」が写ります。

左上端に見えるのが西古墳。

後円部から前方部を。