高皇神社 (和歌山市三葛)
(たかこうじんじゃ)


紀伊国名草郡
和歌山市三葛1006
(P無し、近隣は狭小道路で車の進入不可、アクセス等は下部写真参照)

■旧社格
村社

■祭神
高皇産日神
[配祀] 日前國懸大神


名草戸畔が祭祀を行い、そして名草戸畔が鎮まっているのであろう、霊峰「名草山」の西側中腹に鎮座する社。
◎「紀伊続風土記」に、「土地の東山上にあり、田所氏の祖吉原勧請す氏神として崇敬されたりしが、寛文(1661~1673年)の初火災に罹り旧記等焼失した」とあるようです。
◎田所氏は「三葛村」の土豪。田所職にあったことからの姓由来であり、田の管理をしていたものと思われます。徳川家の和歌山城入りを案内したと伝えられています。
吉原氏については資料が見当たらず不明であるものの、「名草山」の東側は「吉原」であり、その地に因むものと思われます。


国体道路からほんの少し入った、「パチンコ メトロヒルズ紀三井寺」さんから少し東へ歩いたところ。この先の山の中腹に鎮座。ここから先に車の停め置きできそうな所は無し。

正行寺という仏教施設を目指します。写真中央がその施設。当社へは右手の石段を登ります。この先に墓地があり抜けて行きます。

石段は全部で400~500段ほどあるでしょうか。所要時間はおよそ5分。

向かって左手に鳥居がみえます。この向かいには九頭龍神社が鎮座。