杵築神社 (三宅町但馬)


大和国城下郡
奈良県磯城郡三宅町但馬279
(P無し、駐車は下部写真参照)

■祭神
須佐男命


「飛鳥川」と「曽我川」に挟まれた集落密集地内に鎮座する社。当地「但馬」は、大和朝廷が直轄地「屯倉(みやけ)」を当地に設けた際に、諸国から移住させられた農民が住んだ所。他に「石見」や「三河」の大字名が残ります。
三宅連の祖とされる田道間守(タヂマモリ)は但馬国と縁が深く、当地に居住していたという想像もできようかと。「大和磯城ライオンズクラブ」が掲げる案内板にも、その可能性を示唆しています。
当社の創建由緒等は伝わっていないようです。三宅町内には「太子道」沿いの「屏風」(記事は → こちら)と、「伴堂」(記事は → こちら)に杵築神社が鎮座。いずれも須佐男命を祀ります。


南50mほどを東西に走る道。所々かなり広くなっている所が有り、停め置きできそうです。






左端に見える弁天社の奥の十三重塔は中世の作。他の仏教施設から移設されたとのこと。



万葉歌に詠まれた「愛の花 あざさ」。