天満神社 (奈良市南田原町)


大和国添上郡
奈良市南田原町1415
(P無し、駐車は下部写真参照)

■祭神
菅原道真
天児屋根命


奈良市東部の山村地帯、奈良市南田原町の集落内に鎮座する社。奈良市観光協会は周辺一帯を「山間に水田と茶畑が広がる田原の里」としています。標高は400m足らず。
◎口碑によると創建は、安土桃山時代に山邊郡山田村の岩掛城主であった山田道安が勧請したとのこと。郷内主要神社であり、田原郷の一の宮であったと伝わっています。
◎ご本殿は菅公が鎮まる右殿(向かって左殿)と、天児屋根命が鎮まる左殿(向かって右殿)が同格に並立。中世以来、春日大社の御供料所の一つであったことから。同時期或いは春日社の方が先に鎮座していた可能性も。
◎ご本殿前の石垣は古墳の石棺を利用しているらしく、古墳の上に建てられたのではないかとされています。



当社が鎮まるのは小山の中。車は南東100mほどの所に停め置きました。

ひっそりとした集落内に鳥居はあります。夜支布山口神社から移設されたようです。


参道は長く続きます。

ご本殿はまだまだ先に。

利用されたという石棺は石段の左右のものでしょうか。