☆ 「ふるさとなる大和」 保田與重朗




偶然とはとても恐ろしいもの。

人は神が定めた運命に沿って生きているだけなのか!?



そんなことまで考えさせられる
自身にとっては奇跡が起こりました。




5/20に桜井市立図書館にて借りた3冊目
もう2冊の記事は以下に。


お目当ては保田與重朗の本!



先日、等彌神社にて
佐藤宮司と長時間お話をさせて頂きました。

等彌神社のことはもちろん、
「鳥見霊畤」について、神武東征について…

そして!保田與重朗について!

最近、めっきり虜になってしまった…。



存命中はもちろん宮司さんも、親しく接しておられたであろうことは想像に難くない。

当社向かいの桜井市立図書館に
氏の著者がたくさんあると教えて頂きました。


当たり前やん!

何で気付かんかったんや!

そこに無くてどこにある!

今さらながら、あらためて気付かされ
そして、あらためて等彌神社とのご縁に…。


(桜井市立図書館にて)



借りる本は
保田與重朗のものなら何でもよかった。

文学作品ではなく、古代史に関するものなら。

ただし…初っぱなは簡単なものから…
今の時代にとっては難解な書が多いやろうから…

意外と小心者です(笑)



ええのがあるやん!

当時の子供向けの書を4書集めて一冊にしたものというのが。

保田與重朗が解く古代史に触れる前に
保田與重朗の思想というものを垣間見られるのではないかと。

そのためにはちょうどいい!




何で保田與重朗が子供向けの本を?

保田與重朗は
日本の古典を蔑ろにされてしまっている世の中を憂い、
日本人が古来より培ってきた大事なものを子供たちに植え付けようと、

教育にまで力を入れていたとのこと。



そして…
「ポピー」という家庭教育用教材を発行し…


え!

「ポピー」やってました!


本書は…小学校六年生付録のこころの文庫「神武天皇」「日本武尊」「聖徳太子」「万葉集物語」を参考にした。


え!

神武天皇、日本武尊に夢中になったのは
この付録からやん!

A5くらいの無線綴、
20~30Pほどの確か緑色の…




何という偶然か…。



小6当時はあまりに難しくて
3回読んで初めて少しだけ理解できる程度。

明治人なら
1回で理解できたんかもしれんけど。

保田與重朗先生…
昭和の子供にはちょっと難し過ぎるのですが…


でも神武天皇と日本武尊は
3回は読んだのです。





これで理由がはっきりしました!

当時から「保田與重朗」という名前に触れていたのです。


そういえばこころの文庫の巻末に
何やら「発刊に当たって…」みたいなことが、先生のお写真とともに書かれていたような微かな記憶が…

「ポピー」という教材のあちこちに
先生のお名前が出ていたはず!

先生の自筆の文字も目にしていたはず!






偶然過ぎるにもほどがある!

これは神の仕業か?




自身の出生地が先生の生家のすぐ側で…

親から偶然に「ポピー」を与えられ…

「神武天皇」「日本武尊」の文庫をむさぼり…

大人になると
不思議と等彌神社へ足を向かわさせられ…

あちこちで見る先生の筆跡を刻んだ石碑を目にし、不思議と和み…



人生すべてがこの流れの中で起こっているのかな…と。

奇跡ではなかったのかも。





《長文となり失礼しました》