三輪神社 (宇陀市室生砥取)


大和国宇陀郡
奈良県宇陀市室生砥取280
(P無し、一の鳥居前に寄せて停め置きました)

■祭神
太田田根子命


「宇陀川」から南方へ1kmほど、山中に鎮座する社。人口31人16世帯(平成27年度)の「室生砥取」の村外れのさらに山中。室生龍穴神社からは北方2kmほど。深い樹叢に覆われ、苔むした境内は幽玄といった趣。古来より神が宿る霊地であったという心象を抱かせます。
◎創建由緒等は不明。大神神社からの勧請と伝わります。ところがご祭神は太田田根子命。三輪若宮神社とも称されるらしく(「三輪神社」にて登記)、正確には大直禰子神社からの勧請ということでしょうか。
大物主神ではなく太田田根子命を祀るというところが謎。当地のゆかりなども今のところ見当たりません。後裔が移住したのでしょうか。また「砥取」という地名は製鉄鍛冶を連想させますが、そちらも見当たらず。
◎ご本殿は無し、瑞垣内を伺ったところ御神木らしきものも無し。山そのものが御神体のように思われ、これは「三輪山」を御神体とする大神神社と同じ様相。








拝殿の真裏には何も見当たりません。