◎ 磐座巡り☆大国見山~日ノ谷~長滝町☆縦走 (その2)



続きです。



溢れる感動に昂奮冷めやらぬまま、
「大国見山」を後にし「日ノ谷」の「八つ岩」へ。


かつて「日ノ谷」は遭難、
命からがら生還した場所。

リベンジ!

前回とは反対方向から。今度こそ!



ちなみに前回(2017年9月)は…

もうダメだ!(死を覚悟)と諦め、当てもなく山中をさ迷っていると偶然にも龍王神社(予定に無かった)を発見!

生き延びた~~~!



ところが帰りもまた遭難。。。(アホ)

またまた山中をさ迷っていると、足を滑らせ急斜面を滑落。ズザザザザザ~ッ!

あ…終わった。。。(死を覚悟)


…と思っていたら、
20mほど落ちたところがたまたま山道。

奇跡的に生還できたのです。


(龍王神社 2017年9月参拝時)



ズボンはビリビリに破れ、体中傷だらけ&血だらけ。
半べそかきながら真っ暗な山道を下山…。


そもそもその4ヶ月前には、
明日登拝しようと思っていたら、車のミッショントラブル。

その2ヶ月前には、
1~2km手前でバッテリー上がり。


神に「まだ来るな!」と言われていたのかも。
そして生還できたのは神のおかげなのかも。




赤、白、青、黄のテープを注意しながら辿ります。

ちゃんと道があるやん!




そういえば前回はテープなど無かったな…

台風で木が多く倒れた後に行ったから?
それとも道ではないところを進んだから?


しかも携帯電波が微かに入る(au)。
太陽も微かに見えて方角が分かる。




磐座かもしれない岩もところどころに。




向こうはさっき登った「大国見山」。




注連縄?と思たらツルやった。




ん?これが噂の?
磐座へ駆け登る登拝口?

とにもかくにもGOサイン!




キター!!!

いや~こちらも凄い!!!


8体どころか20体ほどあるし。
どれが「八つ岩」なんやろ?

(別に上げる磐座記事にてpickupします)




凄~い!…としか言えない。


そしてまたまた急な暴風。
神々がざわついておられます。

祝詞を上げますので、しばしお待ちを…。



長い人生のうち何度か絶望の淵に立たされ、もう最期なのかな…などと感じたこともありました。

(前回の遭難もあったけど)

この日のために神が生かしておいてくれたのかな…などと思ってみたりも。





この時点でまだ3時前。

ここでお開きとして来た道を戻るか、
もしくは龍王神社へ参り、長滝町の九頭神社も参るか。

長滝町に向かうと、車を停めたところとは真逆の方向。え~い!行ったれ~!…と。




あれ?あれ?

普通に道があるし。




こんなところもあるけど。




道がある。




見覚えがある…。




この石段は紛れもなく…




着いてしもたがな。

どういうこと?




丁重に拝し、またここに来られたことに御礼を申し上げ社を後に。

石段を登ります。




分かった!

前回帰りに遭難したのはここを突っ切ったから。

ここはかつての寺院跡か何か。
だから石段があり、平たいスペースもある。




引き返して元来た登拝道へ。




確か前回はこの辺りに落ちて来たんやったっけ?

道があります。




あああああ!

分かってしまった!




これや!

こいつのせいや!「関係者以外立入禁止」


入ったらいかんと思い右側から行ってんや!

10mほどで道が無くなり、
後はひたすら道無き道を方角も分からず、半日ほど登ったり降りたり落ちたり…




そうそう!車を停め置いたところ。




鉄塔が目印。

「三甲リース天理センター」さんの工場が、この写真を撮っている背後に。

写真を遡ると長滝町からの登拝ルートが分かります。


ここから長滝町の小さな集落(10軒ほど)に向かいます。
2kmほどはあるかな…。




道祖神として据えられた岩?




そうそう!
確かこの辺りでバッテリー上がったんや!




九頭神社~!

背後の巨石~!

本日最後の磐座、
一日の御礼も込みで拝礼を。


さてさて…こっから長いゾ…

何せバッテリー上がるほど走ったんやし。
5~6kmほどは歩かんなんかな?

ちょい走った(笑)
既に4時過ぎ。




こんなところもあってんや。




車に弾かれんようにせんと!




「天理ダム」が見えて来た!




2時間に1本のバス停留所でちょい休憩。

お!既に2万歩越え(笑)




「天理ダム」の下まで降りて来ました!

ここから2kmほどかな?
足もさほど痛くもないし体力付いたな~と。




無事に駐車場到着!

この案内には載っていませんが、「大国見」から左下をぐるり~んと回って「桃尾の瀧」へと戻ったのでした。

約2万4千歩。5時過ぎ。

次の日も足は痛くならずにお仕事を。
その翌日にはまた軽く一山を(笑)




《完》

長文ここまでお付き合い下さった方、ありがとうございます。