◎ 磐座巡り☆大国見山~日ノ谷~長滝町☆縦走 (その1)



大和国山邊郡
奈良県天理市滝本町・石上町・長滝町

※ 「桃尾の瀧」に駐車
※ 「大国見山」は標高500m、「日ノ谷」も同程度
※ 登山装備はあれば良しという程度


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今後、登拝記事等は【旅愁・日記等】のテーマに入れることとします。

それに伴い過去の登拝記事も移行させ、【登拝・旅愁・日記等】に改めました。

「旅愁」や「日記」等は神社要素が低いため、これまで通り基本的にアメンバー限定記事にて。登拝記事は高いため公開記事にします。

こうすることで、気楽に…砕けた文調で…アホ丸出しで…。

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…さて本題。


これまでで最上級の磐座群を拝することができました。

感動!感動!感動!

全部で50~60体以上の磐座を拝したように思います。

誰もいない山頂で、
神々が坐す磐座前に一人跪き、
神々に直接日々の御礼を申し上げ、
神々に直接祝詞を奏上し、
神々を直接稱へ、
神々の思し召すままにと身を捧げ、

これが磐座を拝する醍醐味。


※いつものように、この記事は登山記事としてアクセス等を主体に起こします。それぞれの磐座や神社記事は別に上げます。




近頃、登山はすれ違う際に濃厚接触になるとやらで自粛が必要などと言われています。

それは人気の山に登るからで、誰も行かない山ならほぼ人と接触することなどありません。


当日も一人だけ登る人がいましたが、自身に課した独自ルール「最低10m以上離れる」を守って登拝しました。

違う方面に行かれたのか、その後に出くわすことは無く、この偉大な聖地を一人占め!

また、もう一人出くわすとその時点で断念するという独自ルールも設けていますが、登山者はその人のみ。

(自己保身のためです…)




目的は未だ到達できぬ日ノ谷「八つ岩」(遭難した)と、そして「大国見山」山頂磐座群。

今なら体力も付いてきたし、「大国見山」コースから「八つ岩」に行けるんちゃうか?…と。

ギャンブルはせずとも、人生ギャンブルなおバカさんは、そう考えました(笑)



先ずは大好きな石上神社から。




続いて久しぶりの「桃尾の瀧」。




もうかれこれ5~6年ぶりになるかな~
すぐ下の石上神社には年に何度も参拝しているのに。


コロナのせいで怪しい人たちはおらず、本来のあるべき聖地の姿を見られたのかも。

修験道の輩たちにかなり荒らされてしまってはいますが。




さていよいよ登拝スタート!(たぶん12:30頃)




舗装された道。




修験者たちが積んだのか?
こういうのは素晴らしい慣わしだと思うのですが…。




寺院の案内。

ここまでは登ったことがあります。当時は喘息の発作が出始めたので断念。




暫く進むと木の橋。


最近はこういうのも楽しみながら登山。
登山大好き人間になりつつあるかも。

登山者は好きではないけど。


山には必ず神がいるものですが、登山者って神の坐すところにズカズカと侵入しているような気がするから。

昔の日本人は山に入る際は、神へのご挨拶から始まり、拝礼もし、下山の際はお礼もしていたハズ。

ま…修験者たちが侵入する前は、巫女等ごく限られた人しか入られなかったのでしょうが。




この先は舗装されていない山道。




分岐点の案内、もちろん大国見山方向へ。




道が無くなってきました。山頂に近付いている証拠。ワクワク。




ロープだ(嬉)

でも拾った枝の杖を2本持っているので、使わんかった。

ロープかけられた方、ありがとうございます!
おそらく有志でなされたのでしょうね。


これくらいの登りでも息が上がらなくなりました。発作も出そうな気配無し。

こんなに急に体力が付くものか?




岩が現れてきました。砂地であるため運んできた岩だと思われます。

もう間もなくか?

いつものごとく暴風が急に吹き荒れ、神々のお出迎え。もうちょいお待ち下さいませ。




一旦岩々が途切れたものの…キター!!!


「なんじゃこりゃ~~~ッ!!!」(松田優作風)


これまで拝した磐座群の中でも最強クラス。

全部で30体?40体?いや~50体?
こりゃ凄いわ!!!!!

神だ!神だ!神だ~!!!!!


縄文人のしわざ?旧石器時代人のしわざ?
これだけ運び組み上げるのに何年かかった?




丁重に拝して祝詞を捧げたあと、
「大の字」になったり、イミフな奇声を上げたりして独り大はしゃぎ。

神前では静粛にすべきなのかもしれませんが、お許し下さいませ。

何より、普段はクールに振る舞ってるつもりの自分自身に驚いた!

こんな一面を隠し持ってた?




ま~誰~もおらへんしね~。
忘我とはこのことか!

完全にドアホになってました(笑)

(磐座群の記事は別に上げます)





さんざんはしゃいだ後(笑)、80mほど先の頂上へ。




これが「八箇石」?祠があります。

見えている山々は生駒山脈かな?

ここで暴風は一気に収まる。そして緩やか~な温か~いそよ風に。いつものことです。




「国見山」山頂磐座群を堪能した後は、一旦下り「日ノ谷」へ向かいます。

この時点でまだ2時くらいやったかな?



《続く》