春日神社 (奈良市深川町)


大和国添上郡
奈良市深川町1327
(P無し、駐車は下部写真参照)

■旧社格
村社

■祭神
[第一殿] 武甕槌命
[第二殿] 経津主命
[第三殿] 天児屋根命
[第四殿] 比売命
[若宮神社] 天押雲根命


「神野山」の南西麓、三方を山に囲まれた山村地に鎮座する社。
◎創建については至徳三年(1586年)、「下深川庄」の下司であった深川氏が勧請してきたという資料が、出所元は不明ながら有り。社頭案内に寛政二年(1461年)の「深川庄 興福寺へ造営料納める」に始まり、永正元年(1504年)の「深川爲庭 大乗院家に見ゆ」まで興福寺(春日大社の実権を握っていた)との関わりが記されており、慶長十三年(1615年)には神事が続けられているとあることから、おおよそその辺りに創建されたと推されます。
◎見事な入母屋の茅葺き舞台(拝殿)が見事。江戸末期まで芸能神事が続けられていたようです。



真っ直ぐ伸びた長い参道も印象的。