☆ 蛇つなぎ石 (天香久山)



大和国十市郡
奈良県橿原市南浦町
(天香久山専用P有、天香久山東側「万葉の森」Pより10分程度)



「天香久山」は標高145.2mの低山ながら、磐座が多数残ります。他の「大和三山」、「畝傍山」「耳成山」には残っていません。これは失われたものか、あるいは元から無いのか。

この磐座についての伝承は下部写真に掲げる通り。中世の頃に生まれた伝承のようです。

この磐座に対して信仰が始まったのは、そのような時代ではないと思われます。

十字に走る表面のベルト状の模様。もちろん自然にできたものですが、古代人はこれを何かになぞらえたものと考えます。太陽信仰の名残、あるいは天体と関連付けたものではないかと。

まだまだ磐座については浅学ではあり、調査や研究などほとんど行ってはいません。

妄想レベルの仮説を、「月の誕生石」の記事にて発しています。



これは中世の頃に生まれた伝承、高龗神が合祀されたのも中世のこと。


トイレのマークがある近くに駐車場有り。「水辺ゾーン」へ向かいます。