侍者社 (住吉大社 境内末社)
(おもとしゃ)


摂津国住吉郡
大阪市住吉区住吉2-9-89
(住吉大社有料P利用、1h 200円)

■祭神
田裳見宿禰
市姫


住吉大社境内 第二本宮の南側の壁を利用して建てられている末社。
田裳見宿禰(タモミノスクネ、手搓足尼とも)は津守連の祖であり、住吉大社の初代神主とされます。住吉三神は三韓征伐の際に、築紫より(住吉神社か)奉戴され軍船を誘導したと伝えられますが、麛坂皇子・忍熊皇子の反乱で苦戦した時にあった神託、「大津渟中倉之長峽」に居させよというのが住吉大社の創建説話。その神託をもって皇后に進言したのが田裳見宿禰とされます。御子の豊吾団(トヨノゴダン)の時に津守姓を賜っています。
どこからどう縁結びなどということになったのか、侍者人形や裸雛がびっしりと据えられるという残念なお姿となってしまっています。