白絲濱神社


丹後国加佐郡
京都府舞鶴市養老敷島角
(P無し、鳥居の前に頭だけ突っ込むか、南面道路に停め置くか)

■旧社格
府社

■祭神
月読命
保食命
事代主命
大物主命
稲田姫命
素盞嗚命
倉稲魂命


東舞鶴の区画された平地に鎮座する社。
◎当地は舞鶴軍港化に伴う軍用地として転換され、域内に鎮座していた三社を「白絲濱神社」として大正二年に合祀、大社四年に創建されています。その三社とは水無月神社、蛭子神社、稲荷神社。それぞれの創建由緒等に関しては伝わっていません。
◎境内の石垣など、その三社から持ち寄られたものがあるとのこと。また南方すぐの「長谷山」にあった古墳の、石室の一番大きい石を担ぎ降ろし手水舎に使っているそうです。出土品からそれなりの有力者が眠っているようですが、調査等はなされていないもよう。
◎軍港として栄え、他所から人がどんどん流入し神社も大いに栄えたようです。新しい社にも関わらず府社に列格したのはそのため。
◎当社宮司は海部直(丹波直)の子孫。以下三兄弟の時代に熊野郡(現在の久美浜町)「海士(あま)」から海部直は各地に移住しました。千嶋(千足の兄、天火明命二十七世)籠神社を、千足(次男)天照玉命神社を、千成(三男)笶原神社を奉斎することに。当社宮司は千成の裔であり、笶原神社を兼務しこちらに常駐しています。

*写真は2019年10月と2022年4月撮影のものとが混在しています。






以下2枚は2022年4月13日撮影。見事な枝垂れ桜をお目当てに多数の参拝者がいました(撮影はいない時を見計らって)。


以下、境内社を。