☆徐福公園 (徐福墓所)



紀伊国牟婁郡
和歌山県新宮市徐福1-4-24
(道路を挟んだ向かいにP有)



熊野旅行に行くと必ず訪れる史跡、
もう30回ほど手を合わせているでしょうか。

全国に数多く点在する「徐福」の史跡。
うちこそが、うちこそが…などとどちらも主張されていますが、

なかでも当所は有力な候補地の一つ。


「徐福」については
一冊の本でも済まされそうにもないので、詳述を避けますが…

紀元前200年頃に不老不死の妙薬を求め秦の始皇帝に嘆願、(おそらく)日本へ渡来してきたもの。

その数3000人+工人(異説あり)。


これだけの数なので
難破したものもあろうかと思われ、日本のあちらこちらに漂着したのではと。また立ち寄って滞在したところも。

そういうのが各地の伝承として残っているのではと思っています。
何せ2200年前ものことですし。


新宮市の近くでいえば、熊野市「波多須」にも痕跡があり、船で移動するなら目と鼻の先。こちらにも徐福の墓所という伝承があります。

またすぐ側の阿須賀神社では徐福が祀られ、
御神体は「蓬莱山」。当地を墓所とする説にも噛み合っているかと思います。


公園として美しく整備されており、
徐福関連の書籍やグッズ販売をするお店も。

仏花などが供えられるという、非常におかしなこととなっていますが。


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風化しにくい石盤を選択されたのでしょうが、少々読みづらい…。