池田神社 (イトクの森古墳)


大和国高市郡
奈良県橿原市畝傍町46
(橿原神宮外苑の中に鎮座、神宮のPを利用か)

■祭神
大日本耜友尊(懿徳天皇)


橿原神宮外苑の中、若桜友苑の側に鎮座する社。古墳時代初期に築かれたという、30mほどの前方後円墳の上に祠が設けられています。
◎その古墳は古来より「イトクの森」と呼ばれ、第4代懿徳天皇のものと考えられてきました。一説には懿徳天皇皇后のものとも。文久三年(1863年)に当社より西南西400mほどのところにある墳墓が治定されています(→ 懿徳天皇 畝傍山南繊沙溪上陵)。
◎明治の終わりに前方部が掘削、現在は後円部だけが残る哀れな姿に。古墳かどうかの判別すら困難なほどの状態に。その時に石槍、石鏃、瑪瑙片、土師器などが出土しています。
なお当社の西200m足らずのところに東大谷日女命神社があり、こちらが本来の式内社、畝火山口神社であると思われます。

*写真消失により2018年8月撮影分のみ。


いつも参拝者をぞんざいに扱う橿原神宮社務所の管轄ではないようで、当社のことを伺うとあからさまに嫌がらせを受けます。