春日社 (大神神社末社)


大和国城上郡
奈良県桜井市三輪字平等寺
(P無し、大行事社前に停めて5分足らず歩くか、大神神社から15分ほど歩くか)

■祭神
武甕槌命
斎主命
天児屋根命
比売神


「三輪山」の南側、禁足地手前に鎮座。麓にある平等寺の鎮守社であったようで、かつてはこの辺りまで平等寺のさまざまな建造物があったとか。大神神社の神宮寺ということで、規模も破格であったと伝わります。
平等寺は伝承によると空海の時代に創建とされていますが、文献に現れるのは鎌倉以降。当社も同じく鎌倉以降ではないかと考えられています。
大神神社近隣の摂末社の中では、かなり奥まったところにあり、参拝者も非常に稀。禁足地の寸前ということもありとても清浄な雰囲気が保たれています。

*写真は2018年8月と2021年4月撮影のものとが混在しています。


平等寺から大行事社へ、さらにその奥地へ5分ほど進む。最奥に「大三輪教本院」という新興宗教施設がありますが、その手前を左に。写真右端に三角の磐が見えていますが、その新興宗教施設のもの。

石段が見えます。「入山禁止」と立看板がありますが、入山まではしないのでそのまま進むと鳥居と祠が現れます。




「現在地」より上の「鎮守」というのが当社のことであると思われます。