■表記
記紀では天忍日命(アメノオシヒノミコト)、他では天押日命や神狭日命ともされています。


■概要
大伴氏の祖神で武神。
登場は天孫ニニギ神の降臨場面。
書紀には、天忍日命が天槵津大来目を率いて天磐靫(ゆぎ)を背負い、稜威の高鞆を腕に、天梔弓・天羽羽矢を手に、八目鳴鏑を添え持ち、頭槌剣を帯び、なんとも厳めしい姿でニニギ神の先払いをしたとあります。
古事記では天津久米命と同格でニニギ神を先導したとされています。


■系譜
古語拾遺や先代旧事本紀では高皇産霊神の御子、新撰姓氏録では5世または6世孫とされています。


■祀られている神社(天地悠久参拝済み社)

※相殿、配祀等

※祀られていると考えられる神社