降幡神社跡

河内国石川郡
大阪府南河内郡大字山城402
(P無し、社前に路駐か)

■祭神
2説有(詳細は下記参照)

大伴氏の氏神を祀っていた神社とされています。明治の合祀政策により近くの壱須賀神社に合祀され、現在は倒れかけの祠が残るのみ。
ご祭神については2説あるようです。境内の案内には天忍日命とあります。もう一方は南河内郡郷土史などに著される天忍穂耳命、瓊瓊杵尊、彦火火出見尊、鸕鷀葺草不合。
これはおそらく「アメノホヒ」と「アメノオシホミミ」とを取り違えたところからくるものと考えていいかと思います。そこに天孫系子族を追加したのではないでしょうか。
かつては勇猛な姿で天孫降臨の先払いを務めた名誉ある氏族。現在の当社の姿は衰退した氏族の行く末を表しているようです。