野神 西城 (川西町下永)


大和国城下郡
奈良県磯城郡川西町下永
(詳細住所は不明、アクセスはGoogle Mapをスクショした画像にて)


■祭神



「大和川」南岸畔の低湿地帯、川西町下永で奉斎される野神

野神とは稲作の守護神のこと。「農神」などと称される地域もあります。奈良県は全国でもっとも野神が多く残る地域。

「大和の野神行事」として、「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」として登録されています。そして奈良市など10町村が「野神行事保存会」として組織化されているとのこと。
野神には榎の木が多く見られ増す。柳田國男は榎の木を切ると祟りが起こる、蛇が棲んでいる…などといった全国各地の多くの事例を上げています。
◎当社に於いては6月1日に「キョウ」という行事が行われるとのこと。竹で組んだ「ジャ」という駕籠を担ぎ「西城(にしんじょ)」から「東城(ひがしんじょ)」へ、農具のミニチュア「コモクサ」を放り投げる等の極めて特異な神事が行われるようです。詳細は案内板を写した下部写真にて。当社は「西城」の方。




*誤字・脱字・誤記等無きよう努めますが、もし発見されました際はご指摘頂けますとさいわいです。