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ZEL's:写真とジオラマとプラネタリウム

趣味は写真、プラネタリウム巡り、科学施設巡り、ジオラマ初心者、フィギュアスケート観戦、かつてはゲーム音楽の作曲も。
2021/8月にこのブログを開設。

オレンジハット伊勢崎茂呂店(群馬県伊勢崎市)。

 

 

 

群馬県はレトロ自販機のメッカですね。

ここは稼働している自販機の種類が多いです。

 

 

 

・ハンバーガー自販機

・トーストサンド自販機

・うどんそば自販機

・ラーメン自販機

 

 

 

 

 

カップヌードルの自販機はわりとありますが・・・

 

 

こちら。アイスクリームのこの形の自販機は初めて見ました。

 

 

店内にイートインコーナーがありました。

 

 

チャーシューメンをいただきました。

例によって具は一番下に沈めてあるので(自販機のお湯切り工程のときに飛び出してしまうため)、食べるときに下から取り出す必要があります。

 

 

チーズバーガーもいただきました。

こちらの箱はさすがに当時のものではありませんでした。

 

 

 

 

これらも稼働している間に行っておかないと、出会えなくなります。

今のうち、ですね。

 

<訪問日:2025年1月>

高崎市少年科学館(群馬県高崎市)。

 

 

 

 

 

 

ドーム直径:21m

投影機:五藤光学 GL-AT

 

 

 

 

21mは非常に大きなドームです。

この日見たプログラムは「MMX 火星衛星探査計画」。

最初に星空解説。てっきり生解説かと思いきや・・・オート番組でした。

余計な導入がなく、すぐに満天の星空になるのは最高に良いです。

そしてこれまたあまり期待していなかった星空ですが、ドームが大きいためか星が細かくて、精密な美しい星空でした。ちょっと五藤光学製の中期投影機の認識を改める必要があるかもしれません。

 

この投影機はわりと大型でしたが、後半の映像上映時は下に下がるタイプでした。

邪魔になりません。

上映が終わってせり上がってくるのが非常にカッコいい。

 

 

「MMX 火星衛星探査計画」は宇宙探査機モノの短編作品。

これが素晴らしかった!

火星の衛星フォボスでサンプル&リターンする探査機のミッションを紹介するだけの作品・・・なのですが、グイグイ引き込まれます。

この見せ方の上手さはもしかして・・・と思ったら、以前名プログラムだった「まだ見ぬ宇宙へ」と同じ、上坂浩光監督の作品でした。

 

 

こういう科学モノは、淡々と浅く紹介してつまらないか、難しすぎて(説明が下手すぎて)ついてこれないかが多いのですが、この番組はとてもわかりやすいだけでなく、「次の展開」につなげるナレーションが上手い。全く退屈せず、終わった頃にはミッションがバッチリ理解できています。

もう小学生くらいならこれをバンバン見せるべきですね。ちびまる子ちゃんやクレヨンしんちゃんではなく。

 

プラネタリウムの説明資料がいろいろありました。

意外とないものです。こんなテーブルに置く程度なのがもったいない。ちゃんと展示コーナー設けてもよいくらいです。

 

 

電球の展示も珍しい。

投影機の中に巨大な電球が1個だけある・・・のような想像をしてしまいますが、そうではないというのがわかって面白い。
 

 

そしてこれ。

星座絵のスライドの実物を見たのは初めてです。これも意外性があってよいです。

 

 

天空の緯度、経度目盛り表示。GL-ATはこの機能があるんですね。

ぜひ星空解説中にやってほしいです。この目盛りを表示しながら星や惑星が動くのがとてもカッコいいのです。

 

 

さて、少年科学館というだけあって、天文以外の展示も充実していました。

 

 

 

こういう大掛かりな装置は、科学館の醍醐味ですね。

ずっと見ていられます。

 

 

 

古き良き科学館の展示です。見て楽しい、触って楽しい昭和の展示がまだここにはありました。こういうのも老朽化で維持が難しくなってくると思いますが、ぜひ続けていただきたいと思います。

こういうのを子供の頃にさんざん体験して、優秀な理系人材が育っていくと思います。

 

<訪問日:2025年1月>

利根沼田文化会館(群馬県沼田市)。

プラネタリウムは無料です。受付して、時間になるまでロビーで待機。

その後、エレベーターで4階へ。

 

 

 

 

 

ドーム直径:8m

投影機:五藤光学 GS-8-S

 

 

 

 

 

なんと GS-8-Sの4号機です。

1975年導入で、関東で一番古いプラネタリウムとのこと。ちょっと調べていませんが、今まで一番古かった銚子市青少年文化会館が休館になっていますから、そうなのかもしれません。

同心円状の座席配置。ドームの地平に周辺風景が影絵のようになっているところも、昭和レトロ感満載です。

 

この日見たプログラムは「オリオン座のはなし」。

星空解説のあと、ギリシャ神話のアニメ上映。

生解説か、と思いきやこちらも録音音声に合わせてマニュアル操作でした。

録音音声もやはりこのプラネタリウムのオリジナルのように思います。

 

ギリシャ神話のアニメは、サッポロスターライトドーム制作、提供:利根沼田文化会館。つまりこのプラネタリウムが発注して作成されたものなのでしょうか。

オリジナルはそれなりにお金がかかると思いますが、わりと地方のプラネタリウムも独自の録音音声を作っていたり企画を作っていたりと、頑張っています。

効率だけ考えるなら、できあいのプラネタリウム番組を買ってきて流すだけのほうが安上がりで簡単そうに思いますが・・・。プラネタリウムとしての独自性という意味では、このようにオリジナルの方が見に行く楽しみがあります。

 

アニメの内容は、女神ヘラがちょとした悪口を聞きつけてその人を殺すとか、子供に見せてよいのかどうかという酷いお話。

ギリシャ神話という時点で、大神ゼウスの色情狂の話か、神や英雄が簡単に人を殺す鬼畜ばかりの酷い話にしかならないので、これは致し方ありません。

正直、星座解説でギリシャ神話を語るのは、そろそろやめませんか?とも思うのですが・・・。その星座にある綺麗な星雲紹介とか変わった銀河紹介とかの方が楽しいのでは?

 

ところでこのGS-8-S、松戸市民会館のものと同型機なので楽しみにしていたのですが、なんとなく星空の印象が違います。気のせいかもしれませんが。

松戸市民会館では非常に美しく感じた星空ですが、今回そこまでの印象がありませんでした。

同じ投影機でもドームが異なれば違う印象になるのは今まででもあったので、ドームの反射係数が違うとか電球が違うとか、理由があるのかもしれません。

 

 

的ちゃんことJAXAの的川先生の色紙がありました。最初色紙をチラっと見ただけで的川先生とわかってしまうのが、マニアです・・・

 

この利根沼田文化会館、非常に大きくて立派なのでレストラン的なものを少し期待していたのですが、残念ながら無いようでした。

 

<訪問日:2025年1月>