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ZEL's:写真とジオラマとプラネタリウム

趣味は写真、プラネタリウム巡り、科学施設巡り、ジオラマ初心者、フィギュアスケート観戦、かつてはゲーム音楽の作曲も。
2021/8月にこのブログを開設。

デトロイト空港(アメリカ、ミシガン州)。

仕事で何度か利用しました。

 

この空港の中(館内)を列車が走っています。

 

 

こちら。

エクスプレストラムという連絡シャトルです。

空港のターミナルとターミナルを電車が結んでいる、というのはよくありますが、空港の館内を走っているというのは珍しいのではないでしょうか。

最初見たときは驚きました。

 

 

駅は3つ。

南駅 ー ターミナル駅 ー 北駅。

全自動無人運転鉄道システム。運転手や車掌はいません。

電車ではなくケーブル駆動の、いわばケーブルカー。非常に静かに快適に走ります。

 

 

製造は、オーティス・ホバー。

つまりエレベーターの技術が使われているということでしょうか。

 

動画を撮影しました。

 

 

<訪問日:2014年9月>

工場夜景に以前から憧れがありました。

あるときこのような企画を見かけたので申し込むことにしました。

 

 

鹿島臨海鉄道は、大洗鹿島線と、鹿島サッカースタジアムから先の鹿島臨港線の2つからなっています。

大洗鹿島線は旅客輸送のみ、鹿島臨港線は貨物輸送のみ。

工場地帯はもちろん鹿島臨港線のほうにあります。

このツアーは、普段入ることのない鹿島臨港線にも乗り入れて工場夜景を見る、というものです。

 

(Wikipediaより引用)

 

水戸駅集合。

よく見ると、電光掲示板にちゃんと「工場夜景」と書かれています。

終点の「奥野谷浜駅」というのが貨物専用線の終着駅。

この駅名がここに表示されることは無いのでレアです。

 

 

 

こちらにも。

 

 

列車が到着。1両のみでした。

 

 

車内。ボックス席を買い上げる方式なので、ボックスごとに番号札が置いてありました。

 

 

工場は基本的に進行方向の左側にあります。

右側の人は見えなくて不公平になってしまいます。

ですので終点の奥野谷浜駅に着いたら席を入れ替わり、帰りに必ず見られるように配慮されていました。

 

 

 

ここから先は動画でお楽しみください。

映画「シン・仮面ライダー」のロケで使用された神栖駅も通りました。

 

 

参加者は、やはり鉄道マニアっぽい方々が多かったです。

一般のご夫婦もおられました。

12月でしたが、窓が閉まっていると撮影ができないのでもちろん開けます。

あまり寒くない日で助かりました。

 

工場夜景が見られるというだけでなく、普段入れない貨物専用線に入れるというレア感もあり、なかなか楽しかったです。

船から見るツアーなどもあるようなので、いろいろ行ってみたいと思いました。

 

<訪問日:2024年12月>

原子力研究所 2024施設公開のつづき。

 

 

 

この建屋では、各種研究成果のパネル展示などがありました。

その中で興味深かったものが一つ。

 

ウラン蓄電池。

 

(JAEA HPより引用)

 

ウランと聞くと、「なぜそんなに危なそうなものをわざわざ使って電池を作るのか?」と思ってしまいます。

しかしこれには理由があります。

 

ウランにはウラン235とウラン238があります。

核分裂しにくい ウラン238 が99%以上の「劣化ウラン」が日本に1万トン以上あるとのこと。

簡単には廃棄できず、ただの厄介者になっています。

これを有効利用しよう、という考え方。

 

資源の少ない日本でも作れる電池は、なかなかありません。

例えばリチウムイオン電池を作ろうと思うと、海外からリチウムを輸入する必要があります。

しかしウラン蓄電池の場合、原料の劣化ウランがすでに日本に大量にあるわけです。その点では面白い発想だと思いました。

 

ただ放射性物質にはなるわけで、ご家庭に設置、というわけにはいかないでしょう。

大型の蓄電池設備として、管理された場所にのみ設置することになるでしょう。

安全に製造することができるのか、また安全に管理し続けることができるのか、今後の動向に注目です。

 

さて、最後は食堂です。

科学施設に来たら、極力そこの食堂で食事をするのが私の趣味です。

 

 

施設公開でかなり限定されたメニューのようでした。

でも普段は職員や研究者の方でしか利用できないところで食事をするというのがいいのです。

 

 

シンプルなそばをいただきました。

こういうのでいいんです。

 

 

<訪問日:2024年10月>