岡三デジタルドームシアター「神楽洞夢」(三重県津市)。

岡三証券が運営するという珍しい企業内プラネタリウム。

一般公開は木曜日の16:00のみ。レア度が高いです。

(現在は第4日曜日も公開しているようです)

 

 

なかなか紹介されることも少ないと思うので、入り方を説明します。

この「神楽洞夢」(かぐらどうむ)と書かれた入口から入ります。

 

 

 

券売機があるので、そこでチケットを購入。

 

 

エレベーターで4階へ。

 

 

4階ホールはこのように豪華な作りになっています。

企業内プラネタリウムにしてはかなりお金がかかっているように見えます。

 

 

 

ドーム直径:14.4m

投影機:オリハルコンテクノロジーズ Uniview

 

 

 

この「オリハルコンテクノロジーズ Uniview」というのが謎だったのですが、訊いてみると5台のプロジェクターで投影する方式。光学投影機はありません。

BARCO F400-N4Kという機種を使っているようです。

 

 

この日見たプログラムは「水の惑星 -星の旅シリーズ-」。

プロジェクターをリニューアルしただけあって、映像は非常に綺麗でした。

 

 

 

メンテナンスや扱いやすさを考えるとそりゃプロジェクターのほうが運営側としては良いのはわかります。

しかしやはりプロジェクターはプロジェクター。

光学投影機のシャープな星像はどうしても出せません。残念ですが。

 

 

ドーム前方はステージになっていて、ここでコンサートなども実施しているそうです。

 

岡三証券は「地域への貢献」としてこのプラネタリウムを運営しており、小学生向けの学習番組なども実施。

プラネタリウムの少ない三重県としては貴重なプラネタリウム。

維持するのが大変かと思いますが、今後も地域の子供のために続けていただきたいです。

 

<訪問日:2024年5月>