四日市市立博物館プラネタリウム GINGA PORT 4○1(三重県四日市市)。
「ギンガポート よんまるいち」と読むそうです。
ドーム直径:18.5m
投影機:五藤光学 CHIRON 4○1
自分が今まで見たプラネタリウムの星空でトップ5に入る素晴らしさでした。
それもそのはず、CHIRON 4○1はあの名機 CHIRON IIIをベースとして開発されたもの。
素晴らしくないわけがありません。
見たのは星空番組というプログラム。生解説がたっぷり楽しめました。
これも今どき珍しいですが、やはり名古屋周辺のプラネタリウム、名古屋市科学館の影響を受けているのでしょうか。
解説のお姉さんが、専門知識を散りばめながら淀みなく話してくれます。マニュアル操作でグイグイプラネタリウムを動かしながら。プロですね。
黄道、天の赤道、歳差運動などを次々に説明していきます。
このあたりで着いていけない人もいると思いますが、これでクレーム入れたりするのはダメな大人。 子供はそんなこと気にせず「赤道ゲージかっけー!」「黄道の中を惑星が動くのかっけー」と見たものを素直に感じます。そこから勝手に興味を持っていく。
KAGAYAさんの番組ももちろん素晴らしいですが、こういう宇宙知識生解説が無くならないでほしいです。 自分がそれで育ったから。
面白かったのは、抽選で1名のお客の「生まれた日の星空」を見せてくれる、というもの。
本日の当選者は1972年のとある日の星空。 おうし座に金星、土星、火星?の三つの惑星が集中して、これは見ものでした。
当時、ボイジャー打ち上げ前で、すでに惑星直列が始まっていた頃?
こちらは先代の投影機HELIOS。デカイですね。
こちらは館内にあった昭和の再現セット。
昭和レトロ好きとしてはこういうのはたまらないです。
<訪問日:2019年4月>
(※以前の投稿記事を再構成しました)