こんにちは!

 

埼玉県さいたま市周辺のスポーツクラブを中心に

 

パーソナルトレーナーとして活動している

 

齋藤圭輔と申します。

 

 

 

 皆さんダイエットや運動などの健康への取り組みはいかがですか?

 

 

今回は私が日々思う

 

「怪我、病気などの経験は果たして本当に良かったのか?」

 

 ということについて日々考え、思い悩むことについての長く苦悩の物語を書いていきたいと思います。

 

健康って大切だなと

 

怪我や病気はしたくないなと思っていただけたらと思い書かせていただきます。

 

 

 

なぜなら怪我、病気でツライ思いを経験したことでもう二度とあんな思いをしたくないと思うことがあるからです。

 

 

 

日々健康とはなんぞやということを考え気をつける努力をして生活を送っている中で

 

もし怪我や病気をしていなかったら?

 

 

いろいろなことに挑戦できたんじゃないかとも思うのです。

 

 

しかし

 

 

もし怪我や病気を経験していなかったら後で結局苦しむことになるんじゃないか?

 

 

とも考えられます。

 

 

 

多くの人と話す機会がありますが、

 

 

私のところにパーソナルトレーニングを受けに来る方の多くは何か病気や怪我になったり、

 

 

いよいよ身体がヤバイとなって来る方がほとんどです。

 

 

 

そして多くの人は身体が危険な状態になるまでは何も思わず

 

 

 

危険領域に突入してからヤバイと健康の為に運動などを始めるのです。

 

 

 

若い年代の人ほどこの危機感は薄く

 

 

 

まぁ平気だろと運動をまったくやらない人はかなり多いと感じます。

 

 

最近はYouTube等の影響や24時間ジム等が

できたおかげでなんとか若い年代の人たちも運動をする人たちは増えてきました。

 

 

それでも日本のフィットネス人口はやっと4%に達したというレベルです。

 

 

まだまだ少ないのが現状ではあります。

 

 

健康を考える上では運動や食事への取り組みは必須であると私は思います。

 

 

そんな私も自分は無敵だ熱が出てもやれると思っていた時期もありました。

 

 

少年時代に漫画やアニメ、アクション映画などの影響か

 

 

怪我しても痛みを乗り越えろ!

 

 

鍛え方が足りないから怪我をするのだ!

 

 

と思っている頃もありました。

 

 

 

しかし結局私は脆い人間であると思い知らされました。

 

 

怪我、病気を散々経験することで自覚しました。

 

 

上記の私とまではいかないですが

 

 

まだ大丈夫とか

 

 

そのうちやるとか

 

 

健康の為にとほとんど運動をせず、

 

 

若い年代の人々は夜通し酒を飲み明かしたり、

 

毎日肝臓が悲鳴をあげているのに酒を飲んだり、

 

不摂生極まりない食生活をする人々もいます。

 

 

 

まぁ私は怪我、病気などでそれどころではなかったのでやりたくてもできませんでしたが、

 

それらを悪いこととは思わないですが、

 

 

その溜まったツケはいつか払わないといけなくなるのであろうと思います。

 

 

今は良くてもそのツケは着々と溜まっているのです。

 

 

そのツケを払えと

 

 

急にやって来るのです。

 

 

そのときにツケを払うのは後になればなるほど辛く苦しいものになるでしょう。

 

 

場合によっては払えず取り返しのつかないことが待っているかもしれません。

 

 

 

 

よくスポーツクラブの会員様からは

 

「丈夫そうな身体だね」

 

「風邪とか平気でしょ」

 

「ウイルスが逃げて行きそう」

 

そんなことはなく

 

私は学生時代に散々怪我、病気などでもがき苦しみ足掻いていました。

 

 

よく思い出すと私は幼少のころは身体は弱くよく風邪で学校を休む事もあり、

 

 

風邪で一週間休んだこともあります。

 

 

皆勤賞なんて夢のまた夢という感じでした。

 

 

それでもよく食べるようになり、

 

身体は少しづつ太り、

 

 

少しづつ風邪に対する抵抗力もついていきましたが

 

 

太っていったために

 

身体を動かすのがおっくうになり

 

どんどんとさらに太っていきました。

 

 

そんな太った体格を活かす為、

 

格闘技に憧れていたため、

 

中学生では柔道部に入り、

 

 

その後高校生でレスリング部に入るのでした。

 

 

高校生の時いきなり一年生の頃

 

足に痛みを抱えながら練習していたら

 

ある日、足を踏まれながらタックルを受けて

 

倒れた際に足首を捻ってしまいました。

 

あまりにも痛かったので病院に行きレントゲンを撮ると

 

お医者さんが

 

「捻挫だね、あと足の甲も疲労骨折してるね。」

 

と言ってきました。

 

 

この時高校生で初めて怪我をしてしまいました。

 

 

もちろんレスリングはできず

 

 

ただでさえ弱く、体力もない一年生で怪我をするなんてと思いつつ、

 

 

地道にウエイトトレーニングを取り組む日々でした。

 

 

この足の怪我が治り、

 

 

その後、

 

今度は二年生の頃に足の痺れと腰の痛みに悩ませられるのでした。

 

 

あまりにもツライので病院へ行ったら、

 

 

今度は「椎間板ヘルニアだね。」

 

 

と診断を受けました。

 

 

正直この時が最初の苦境でした。

 

 

ズボンを履こうとすると足腰に痛みと痺れが走り

 

 

毎朝、腰や足の痺れ痛みですぐには起き上がれず

 

 

這いつくばってどうにか起き上がって

 

 

なんとか生活していた苦悩の日々を覚えています。

 

 

もう二度とまともな生活には戻れないのではないか?

 

 

レスリングどころではない。

 

 

と毎日痛みと悩みと葛藤を繰り返していました。

 

 

本当は国体出場のチャンスもありましたが

 

 

辞退せざるおえなかったのはとても悔しかったです。

 

 

もう駄目だまともにレスリングなどできないと思い

 

ここが人生最初の挫折でした。

 

 

その後しばらくするうちになんとかレスリングを再開できるまでに戻って行きました。

 

 

そんな時2年生の終わりに

 

 

久しぶりの大会出場が決まりました。

 

 

関東大会で何とか出場して全国目指してやると意気込んで練習していましたが、

 

 

大会軽量日の前日になぜか急に高熱が出てしまいました。

 

 

どうしても出場したい!

 

何とか出てやる!

 

熱なんて解熱剤飲めばやり過ごせるさ!

 

へっちゃらさ!

 

と病院へ行き点滴を打たれ

 

あまりにも熱が高かったので解熱剤を飲まされました。

 

その後ふらふらの状態でどうにか学校へ行き

 

軽量日前の練習に参加しました。

 

ちょっと頭を崩されただけで頭が割れそうに痛み

 

意識が何度も飛びそうになったのを今でも覚えています。

 

 

練習をしていると何とか熱が下がってきたのでなんとかやり過ごす事ができました。

 

 

大会に出場はしましたが二回戦目で身体がふらふらになり、

 

まともな試合ができませんでした。

 

 

負けたあとあまりにもふらふらだったので

 

たまたま会場に置いてあった血圧計で測ったら

 

 

収縮期血圧がなんと200を超えていたのです。

 

 

大会終了後何日かしても体調は優れず吐きけ

 

 

と食欲不振に襲われ

 

 

練習で全然汗が出ず

 

 

後輩からは「先輩顔むくんでません?」と言われ

 

 

これはおかしいと病院へ行きました。

 

 

採血をし帰宅をすると

 

 

自宅に病院から電話がかかってきたのです。

 

 

「血液検査の結果が異常です。今すぐ入院してください、入院先の病院とベットは用意できてます。」

 

 

と言われ、

 

病院へ行くとなぜか車椅子に乗せられ、

 

 

「あなた血液検査の結果ですが、白血球の数が異常ですね。確実に腎炎を起こしてますね。」

 

 

「今からあなたは運動をしてはいけません。

あなたがしていい運動はベットからトイレまでの歩行のみです。基本的にベットで横になっていてください。」

 

 

体重を測ったらなんと普段120kgの体重が130kgにまで10kgも身体に水が溜まっていました。

 

 

最初はなんでこんな急に入院する羽目になったのか凄く戸惑いました。

 

 

どうやら腎機能を回復させるために一切の活動を制限しなければならないらしいのです。

 

 

まるで実感がなくベットに横になった時になんでこんなところに自分はいるのだろうと不思議に思っていました。

 

 

入院生活が始まり大部屋でベットに寝ていると周りを見渡せば、

 

 

皆ご高齢の方々で

 

 

看護師の方に

 

「若くに腎炎なんて大変だね、

入院している近い年代の人はほとんどいないから話す人がいないとつまらないよね。」

 

 

と言われ、

 

若くしてなるのは珍しいということと

 

 

そんな珍しい病気にまさか自分がなってしまうとは夢にも思わず、

 

もの凄くショックを受けました。

 

 

そして入院生活は減塩された味気のないご飯を食べて

 

トイレに行く以外は全てベットの上で過ごすという生活がひたすら続きました。

 

 

利尿剤などで身体の水分は抜け、

 

 

入院する前の吐きけや食欲不振は消え、

 

 

だんだんと回復して行きました。

 

 

ある朝ベットから入る日差しに照らされながら、

 

周りのご高齢の方々が目に入り

 

自分が老後寝たきりで施設などで介護生活になったらこんなに退屈で辛いのか

 

 

ふと頭によぎりました。

 

 

テレビを眺めているとお笑い芸人やタレントさんたちが楽しくロケ番組をやっているのを見て

 

 

好きなものも食べられず

 

ベットから出て楽しく身体を動かしたり、遊んだりできない現状を

 

「なんで自分が」

 

「なんて惨めだ」

 

「何やってんだ」

 

とテレビを眺めながら涙を流し、心の中で嘆いていたのを今でも覚えています。

 

 

こんなにも追い込まれ、辛い思いをしたのは初めてでした。

 

 

今まで私は大会でとくに成績を残したこともなく

 

 

周りの同級生は着々と大会で成績を残し

 

 

自分も三年生で最後に一花咲かせてやる。

 

 

と意気込んでいたのにこんな状態になり、

 

 

もう駄目だ、レスリングなんてとてもじゃないけど復帰できない。

 

成績残すどころではない。

 

もとの生活に戻れるのか?

 

もう駄目なのか?

 

人生終わりなのか?

 

 

という不安と葛藤の中で椎間板ヘルニア以上の苦悩と挫折を味わうのでした。

 

一カ月以上入院生活が続き何とか退院する事ができ

 

退院後もしばらく食事指導と検査の日々

 

落ちた体力は一年生の頃の体力くらいにまでに落ちていて

 

本当に辛く悔しい日々でした。

 

それでも自分にはレスリングしかないと

 

できるとこまでやってみようと思いじっくりゆっくりと練習を再開するのでした。

 

 

結局私は試合に出場できるくらいには体力も回復しましたが

 

県予選で勝てる実力は戻らず、

 

高校生で成績を何も残せませんでした。

 

インターハイに同級生が出場している中

 

自分の階級の試合をスクリーン越しに

 

「自分もあの舞台で戦いたかったなぁ」

 

と見ていると

 

監督に

 

「レスリング、大学で続ける気はあるのか?」

 

と聞かれ

 

「やらせてくれる場所があるならやりたいです」

 

と親にも相談せず即答したのを覚えています。

 

こんなに苦労して辛い思いをしたのにまだやるのか?

 

と客観的に思うところもありましたが、

 

やり残したという気持ちが強かったので、

 

まだ終われないと大学でもレスリングをやることにしました。

 

監督の母校に推薦していただき何とか大学でもレスリングを続けることができました。

 

しかしここでも過去の椎間板ヘルニアや腎臓などに苦しめられるのでした。

 

なとか大学二年生で果たせなかった

 

全国大会3位入賞、東日本新人戦3位入賞など

 

成績を残すことはできましたが、

 

その後怪我に苦しみ、4年生の最後にもう一花咲かせてやると意気込んでいた時に前十字靭帯を断裂してしまいました。

 

ここでまた挫折感を強烈に味わいました。

 

周りには気づかれないように振る舞っていましたが、

 

部屋で一人で

 

「またここでか」

 

「もう駄目だ」

 

「こんな終わり方なのか」

 

「結局これか」

 

と悔しさを嘆いていました。

 

 

そしてどうせ駄目なら自分の為になることをしようと減量に取り組むのでした。

 

 

−50kg減量物語前編

 

 

減量に成功しその後スポーツクラブでアルバイトをしながら身体について勉強をするようになり

 

 

本格的にトレーナーの勉強をして健康への知識を深め

 

 

今ではかつて苦しんだ腰、膝などの痛みや身体の不調をほとんど感じずに生活を送れています。

 

 

かつての怪我や病気は全て完全に治るものではなく古傷や若干の後遺症として残っています。

 

 

でもあの頃の辛さ、苦しさを思い出すともう二度味わいたくはないと思い

 

 

運動や食事を気を使う努力が身につきました。

 

 

運動をしない同級生や同世代の人たちは逆に身体の不調を訴え始めている人たちがいます。

 

 

こうみると怪我や病気をしたおかげで健康に気を使えるようになって良かったと思う反面、

 

 

もしあの時怪我や病気はしていなかったら

 

 

もっと成績を残し活躍して華々しい人生を送っていたのではないかと思うこともあります。

 

 

しかし身体を気づかうことができづに後で取り返しのつかないところで破綻していたのかも

 

とも思います。

 

 

正直どちらがいいとは

 

はっきりとは言えません。

 

 

なぜならもし自分に子供がいたらこんなに辛く苦しい経験を、一生抱えながら生きていかなければならない怪我、病気をさせたくないと思うからです。

 

 

そんな他人や身内が経験して欲しくないものを一言で

 

 

経験してよかったとは言いたくはありません。

 

 

しかし怪我や病気は味合わないと実感がないものです。

 

 

多くの人が味わって後悔し初めて気をつけるのです。

 

 

気をつけなければツケを払うことになるのです。

 

 

たまたま私はこのツケを若くして払っているのかと思っています。

 

 

日々着々と溜まり続けるツケを払うには

 

 

日々の運動や食事の積み重ねなのです。

 

 

かと言って皆さんが怪我や病気を一回経験した方がいいなんて微塵も思いません。

 

 

経験をしなくても皆さんが健康を本気で意識していける何かができないかと思う毎日です。

 

 

まだまだ将来身体がどうなっているかわかりませんが

 

 

健康の大切さがみにしみている自分だからこそ

 

 

パーソナルトレーナーという仕事に誇りを持っています。

 

 

そして私のトレーニングは目先のやった感、達成感にとらわれません。

 

 

運動やスポーツをしている人たちを見ていると

 

 

やった感、達成感にとらわれ

 

 

本来の目的や

 

 

長期的目線を見失っている方が多く見受けられます。

 

 

エラー動作起こしまくりで怪我の原因作りながら運動スポーツをするなんて

 

 

本末転倒ではないか

 

 

長く楽しくスポーツをすることはできないのでは?

 

 

と思います。

 

 

まず運動やスポーツをするということは凄く良いことだと思いますが、

 

 

そこで終わらず

 

 

長く健康に楽しく取り組むために

 

 

日々のコンディショニングや正しい動きを理解することは

 

必要ではないかと思うのです。

 

 

怪我、病気をした経験がどうだったのか

 

答えはありませんが、

 

生かすことはできます。

 

一人でも多く私のような経験をしないということと

 

一人でも多く運動をすることで救われるように

 

 

一人でも多く健康って大事だなと思っていただき、

 

 

この話を読んで

 

 

運動や食事について少しでも良くしていこうと

思うきっかけになればと願います。

 

 

 

ぜひ何か聞いてみたい事やご相談等ございましたら

 

 

下記LINE等の連絡先よりお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイエットシリーズpart1///4


 
 
 

-50kg減量物語 前編 後編

 

 

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