#昨日は愛犬チャコの誕生日 | Poco a poco -難病と生きる-

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スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

1月29日は、愛犬チャコの誕生日。15歳だよ。人間で言えば、75歳だって。中小型犬はね。大型犬は、100歳を超えるらしい。体躯が大きい方が、寿命も長いと思っていたが、違うのだろうか。まあいい。流石に老犬。もう耳が聞こえない。耳元で名前を呼んでも反応しない。

 

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でも、視力はまだ大丈夫。鼻も元気。食欲も旺盛だし、まだ走ることもできる。同年代のお友達(ワンコ)が、体調を崩していく中で、まだ君は朝の散歩をサボらない。歩くことよりも、彼女のファンである近所の貴婦人連中がくれるオヤツを目当てに、今日も朝から出掛ける。

 

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君の魅力はいつだって底抜けで、交際相手をも魅了した。婚約者だった女性との思い出に、いつも君は一緒にいた。ドライブが好きで、助手席は恋人と取り合う始末。屋外では大人しくできて、飲食店では店員さんや他のお客さんから褒められる機会が多かった。うむ。懐かしい。

 

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母が病気になって、家で一人で過ごすのを不憫に思った我々が、ではペットにと、買ってきたミニチュアダックスフンドの女の子。茶色い子だからと、名前は安易にチャコにした。母が亡くなった時、君は涙を浮かべて悲しんだ。僕が死ぬ時も、君は泣いてくれるかな。違うか。

 

今日は〇〇の誕生日

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