配膳が怖いので | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

ここ最近、脚の運びがまた顕著に悪い。例えば歩道を歩いていて、左右のどちらかに少しでも傾斜が見られると、まっすぐ歩くことができずにいる。それどころか、脚が前に出ない。酷い時は、三歩進んで二歩下がる始末。健常者が1kmを10分で歩くところ、僕は20分必要。

 

こんな調子なものだから、部屋でのふらつきも以前より酷い。表題に記した通り、配膳が怖い。キッチンで調理した料理皿を、部屋のセンターテーブルまで運ぶことが億劫なのだ。何を甘えたことをと、人は言うだろう。たかが数歩の距離なのだ。その数歩が本当に怖い。

 

 
総菜を買ってきて、レンチンして食しても良い。でも僕の一人暮らし生活も、残すところ1ヶ月と僅かだ。好きな物を、、好きなように食いたいじゃん。転居に合わせて処分する調理器具の一つ。IHクッキングヒーターを活用。一人用の焼肉であれば、鉄板は小さくて十分である。

 

 

昨日も同じ要領。目の前を走る甲州街道の反対方面に最近できたイオン系列の小さなスーパーで購入する冷凍の焼き鳥×8本セット。これを目の前で焼いて、焼肉ダレに付けて食う。酒が進む旨さだな。テレビではサッカー日本代表はE‐1選手権、香港戦がやっていたね。