歩数の途中経過 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

結論から申し上げると、歩数は劇的に復調した。8月1日こそ先月29日の発熱による体調不良の影響を受けて、自宅にて安静にしていた。明けて2日から本日10日までの9日間、目標歩数を連続達成した。歩きたくても歩けなかった梅雨が明けてから、これは所謂V字回復ってやつ。
 
 
ただし、相変わらず脚の付け根が痛い。歩き方が不格好になる。つま先を擦って歩く癖は相変わらず。歩数が回復したから、体調が良くなったと勘違いされるかもしれないが、そうじゃない。杖だって欠かせない。でも、日常に達成感が欲しい。生きているって実感が欲しいのだ――。