エルトレイン@立川 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

参加者である友人女性に頼まれて、立川は「エルトレイン 」で、一次会から初対面の男女同士でカラオケ合コンを実施。男女どころか、僕以外の男性2名同士でさえ初対面だったんだけれども。毎度の女性側の高い要望に応えるのに、以前程の選択肢がない。今回はチームワークよりも、個の質を選んだ人選。現職の同僚と、前職の元同僚で構成。


2ヶ月半ほど前に開催された立川での合コンで、知り合った今回の女性陣。当時のメンバー4名中、2名は高校の同級生だが。次回を企画する最中、僕に交際相手ができ、旧友女性の2名にも続けて彼氏ができた。依頼主にそのことを告げて、ところが中止にならない。実質、2対2の合コン。1時間10円とか、1杯98円とか、値段の安さに驚き。幹事冥利。


烏兎怱怱


ここで少し考察。お酒を飲むようになった学生時代から、数多の合コンを執り行った経験から物申すに、同年代からそれ以上の女性の要望に見合う男性を探すのは難しくなってきた。今回ならカラオケ好き、お酒好きが追加される他、仕事面の安定や精神的な自立。優先度は低いながらも、容姿の良さだって望まれる。そして年上。つまりは包容力。


一方、僕の周りにいる魑魅魍……失礼。周りにいる恋人のいない同年代の男性は、例外を除いて、とても合コンに呼べるような代物ではない。「彼女いない歴=年齢」な友人も、決して珍しくない。かつての合コン仲間は相次いで結婚している昨今、格差は益々広がるばかり。合コンマッチング業を廃業しようと思っている僕も、この問題には頭が痛い。