今日、同僚と共に新規営業として訪問してきた企業。執行役員でもある採用担当者が、笑いながら「ウチは毎年公表される平均給与が低い会社の50選に入っているんです」と言う。ダメだこりゃ。我々が扱う人材の半数は年収1000万円以上である。需要と供給がマッチしない。
ヘラヘラ笑っていた担当者が、渋い顔をして僕に質問をした。「年収が劇的に上がる為には、どんなキャリアパスを描けばいいのか」と。それにはやはり、マネージメントサイズを上げること。できるだけ、経営者に近づくことだ。経理ならCFO、社内ITならCIO、といった具合にね。
一冊の本を読み終えた。以前から、触れてみたいと思っていたMBAの学習本。経営について、それ相応の知識を持っていないと、顧客を相手に採用のコンサルティングなんてできないからね。
- ポータブルMBAキーワード99/バルーク・ビジネス・コンサルティング
- (内容紹介)
- MBAプログラムの主要9教科の中で重要と思われるキーワード99項目について解説。MBAに興味があるけれどもよくわからない人のための入門書として、プログラムへの準備段階の参考書として役立つよう分かり易くまとめる。
あくまで触りの部分だけだが、MBAプログラムの一通りを把握できる内容。本来はスラッと読み終えてしまうような簡単な本なのであろうが、僕にはまだ敷居が高い。実は本書を読み始めたのは去年の3月中頃。10ヵ月を要して、ようやく読み終えた。既に前半の内容など覚えていない。もう一度、読み返す必要がある。
今月から大幅に組織が変わった僕の会社。今日、上司から一つのチームを任された。ついに僕もマネージメントする立場になる。まずは部下2名から。しっかりと成果を上げて、マネージメントサイズを上げていこう。職位も給与も、高い方がいいからね。