芸人さんが笑わせてくれたり、
歌手やダンサーがキラキラしていたり、
YouTuberになりたい子どもが多いのも、
スポーツ選手があこがれられるのも、
「たのしそうな大人」です。
そして、たとえば
パン屋のおじさんだって、
田んぼでお米をつくっている人だって、
運転したり、工事したりする人だって、
学校の先生や、お医者さんだって、
「たのしそうな大人」に見えることは、
いくらでもあると思います。
子どもは、
たのしそうな大人にあこがれます。
でも、ふだん目にする大人は、
そうじゃないことが多いかもしれない。
朝の電車でぐったりしている人。
仕事で疲れきった顔をしている人。
日曜日の夜にため息をついている人。
そういう姿を見て、
「大人って大変そうだな…」と
感じたこともあります。
ほんとうは、
大人になることがたのしみになるくらい、
「たのしそう」な背中を見せられたら
いいのにとも思います。
もちろん、たのしくない日もあります。
しんどいこと、やってられないこともある。
それでも、あえて、たのしそうにしてみる。
うれしいから笑うんじゃなく、
笑うからうれしくなるなんていいますよね。
つくり笑いでも効果はあるらしいです。
弱音を吐いたり、
休んだりしながら、
それでも前を向いている姿は、
子どもたちの希望になる。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
大人がたのしそうなだけで、
世界はちょっと明るくなると思う。